若者や社会人で腕時計をしない人や男が増加!必要性はあるのか?いらないと考える理由は?
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最終更新日:2016/09/08
日本の世の中に蔓延る社会問題, 現代の日本人の働き方
若者を中心に従来は大人が嗜んでいたいろいろなものをいらないとする現象が起きています。例えば車、そしてタバコや酒、さらには腕時計です。私も一応20代なので、若者ということになるかと思いますが、腕時計は普段しません。仕事でしないといけない雰囲気でもあればするかもしれませんが、基本的にしません。というか、私自身は腕時計を持っていません。社会人として生きていますが腕時計の必要性は感じませんし、いらないと思っています。以前は父親から借りたものを使っていた時期もありました。使っていたというか、就活の面接に行くときなどでしていかないといけないような感じだったので、そのときだけ借りていた感じです。それ以外の場面では全く腕時計をしないです。私と同じように若者の中には腕時計の必要性に疑問を感じ、しない、買わない、持っていない人が増えてきているのです。腕時計の必要性に関しては、完全にスマホなどに取って代わられた感がありますけど、腕時計をするのが好きな人や腕時計を趣味にしている人以外は、今は身に着けない人が増えているのです。特に腕時計をしない男は何かと言われることもありますけど、結局そこそこの値段がする割には買わないと困るものでもないという意識がありそうですね。身につけている人も、本音では付けたくないが、仕事上仕方なく・・・。という人も多くいるのではないか?と思います。特にサラリーマンとして働く人が多いと、社会人で腕時計をしない男は特に変な目で見られそうですね。女性と比較して。出る杭は打たれやすいですからね。絶対に必要とは言えないけど、みんなと違う部分があるとそこが否定されやすいのが日本なのです。
スマホと腕時計の時間確認の利便性の差
時間を確認することだけを考えた場合にはどちらか良いか?というと、早いのは腕時計な気がしますね。でも、スマホもポケットから出すだけなので、言うほど差があるわけではありません。むしろ、腕時計は着けたり、外したりしないといけないので、その手間がかかります。時間確認のしやすさだけならば、スマホでも構わないという感じでしょうか。そういう部分もスマホがあれば十分で、腕時計をしない人が増えている原因かもしれません。スマホで時間を確認することの問題点がないわけではないが、それらはほとんど問題点とは思えない問題点にも見えてきます。よく言われているのは、社会人のケースだけど、社会人は腕時計をするのが普通だった時代があったみたい。最近はそれが変わりつつあり、腕時計をしない若手社員が増えてきたみたいだが。社会人=腕時計をするものっていうのが、1つの常識になり、今でも一応残っている。つまり、腕時計をしないのは非常識だという見方をされる可能性があるということ。しかし、結局のところ、腕時計をしないのが非常識の問題に留まるとしたら、それは=問題がないと同義になってしまう。非常識というのは、多数派ではないということだから、腕時計をしない人間は少数派であることを指摘しただけであり、結局、腕時計をしないことが問題ではないということを自ら認めてしまっている。
腕時計をしていないと、こういった問題が発生するだろう?だからしないといけなんだ!というような言い方をすれば、それは腕時計をしないことが一応問題となるかもしれないが、「社会人として当然」とか、「社会人として常識」という言葉を使うならば、それって結局時計の機能性の問題ではなく、完全に見た目の問題になってしまう。見た目で腕時計をしていない社会人は違和感を覚えさせる。それはスーツを着ていない社会人は違和感を覚えさせると同義で、腕時計をしていないこと自体は大した問題を生まない。人々の印象として、何か違うというものを生むのみ。つまり、その何か違うっていう印象自体は、社会人として本来致命的な問題は生まないはずですね。しかし、その何か違う印象をもとに、普通とは違うことをよくないことと思っている人間が多い。だから、スマホではダメだ。腕時計をしろという流れになる。結局のところは、腕時計をしないことが少数派になっている現状があるから。腕時計をしない社会人は普通ではないという扱いになってしまうからでしょう。でも、普通じゃないかもしれないけど時間確認がスマホで代替できるならば社会人にとって腕時計は必要ないということになります。でも、時間確認はスマホではなく、腕時計に限るという価値観が蔓延しているので、それがしづらいという状況があるだけなんですよね。
腕時計をしないとサボっているように、遊んでいるように見える?
これもよく言われているんですけど、割と謎だったりします。例えば、取引先の相手と商談中にスマホで時間確認をすると、相手にスマホで遊んでいると思われる。だから、スマホで時間確認をするのはダメだ!ということ言われています。そもそも、そういうときに何か時間を確認しないといけない事態があるのか?も謎だが、時間を確認するために、スマホを見る時間なんてほんの1,2秒でしょう?その時間で遊ぶって無理じゃないですか?それを何度も何度も繰り返していたらともかく、そのたった1,2秒を取引相手の前で1回程度やるだけで、遊んでいるという認識は正直無理があると思う。確かに今はスマホでゲームとかをやる人がいるから、スマホで遊ぶ人間もたくさんいるだろうが、遊べるほど長い時間スマホをチェックしている人はまずいない。普通に考えて、ほんの数秒足らずの時間しかスマホを見ていないならば、遊んでいると解釈する方が無理があるのでは?と思うのです。実際、腕時計をしない人が増えているという流れは恐らく今後も止まらないでしょう。時代は変わりますからね。何かしらの固定観念は常に存在するが、それ自体が時代によって変わりつつあるのと固定観念ではなく、多様性を認めようという流れもあるから、結局、腕時計をしないと社会人として失格!という観念自体は今後少しずつ廃れていく気がします。
単純に必要ないものを買わなくなっただけ?しなくなっただけ?
客観的に見て、社会人にとって腕時計の必要性はもはやなくなってきているが、それと同様にスーツを着ないで私服で働く企業が増えている。特にベンチャー企業など、経営者が若いケースはが特に顕著で、これも従来の固定観念が廃れつつある例でしょうか。そういう企業も昔ながらの伝統的な企業と商談するときなどは社員はスーツを着るが、それもそういうときにスーツを着るべきと思って着ているのではなく、社会人はスーツを着るのが当然だという観念を持っている商談相手に合わせるため。つまり、そういう企業にゴマをすっている状態に等しいわけ。私服を着ていくよりも、スーツを着ていった方が単純に商談において有利になるから。相手の企業の機嫌に合わせているだけ。本音ではスーツなんか着たくないし、着る必要もないと思っている可能性もあるということ。そういう企業が今後社会の中心になれば、そういう機会でも私服取引をしているケースが普通になるかもしれないです。スーツだって、結局腕時計を同じですよね。別にスーツを着ないと仕事に支障が出るわけじゃない。全部の会社が服装を自由にしても、仕事ができなくなるわけじゃない。本来、服装と仕事の能率に関係はないですから。だけど、どこもスーツを着ているっていうのは、社会人はスーツを着るのが普通という固定観念があり、それを守らなければいけないと多くが思っているから。そして、そんな必要もないと思っている人も、仕方なくそれを守っている状況でしょう。ある意味、若者の間では腕時計を買わない、必要ないと思っている人はかなり多くなってきているが、彼らの割合が社会の中で増えていけば、そういう価値観もいずれ普通って思われる時代がくるかもしれないです。将来への不安から、若者は多くが貯金をしているが、その延長線上で必要がないもの、買わないと困るものが優先され、買わなくても困らないもの、持っていなくても支障が出づらいものは消費対象からはずれやすい。それが車や腕時計なのです。社会人は他にお金がかかるために腕時計など必要性を疑問視したものは、優先的に買わない。そんな金があるなら貯金に回すという若者も多いのでしょう。
そして、「もはやオワコン!? 腕時計の必要性はあるのか」のページには以下のようなことが書いてあります。
最近そういえば腕時計をしてないし、周りをみても、してない人が多いです。だいたい携帯電話・スマホの普及で、時間を知る機能としては、役目が終わった思う。
じゃ何のためにしているか? それはファッションです。オシャレさんが、自己主張するためにつけている、それしか使用目的はないと思う。けど腕時計の高級路線ヒエラルキーってあるじゃないですか。ロレックスだ、カルチエだ、オーディマうんたらとかさ。そこが上に陣取っているから、中途半端な時計をしていると、あなたは高級時計を買えない方なのねと、見下されてしまう。
国産の2万~3万円の時計なんてGショックのみでしょう。使用目的をはっきりさせないと、中間層の時計は生き残れないようですね。
というわけで、中途半端な時計をつけるなら、いっそしない方がまし。昔は乗っている車で相手の年収を測っていたが、飲んだりする場じゃ、相手の車が分からない。そこで第二の指標として時計で値ぶみされることとなった。年収を推測されない、かく乱する意味でも、ノーウォッチ戦法は賢いと思う。
今は車を買わない若者も多いけど、それも結局腕時計を買わない、必要性を疑う理由と同じかな?つまり、車にしても都市部ならばなくても代替手段がいくらでもある。そして、腕時計もスマホがある。まず車にしても、腕時計にしても、絶対に必要なモノという認識ではない。そのうえで、車や腕時計っていうのは、他人に見せびらかして、自らの消費水準の高さをアピールする役割も持っているのではないか?と思います。そうなれば、安い車や腕時計をしている人は、それしか買えないんだ。と周囲に思われるかもしれないってこと。現実的には値段で選んでいるわけではなく、たまたま気に入ったのが安いものだったという可能性もあるが、周りには安物しか買えないと思われるかもしれないという考えが脳裏に浮かぶ人もいるかもしれない。自分の消費水準を、ステータスを周りに誇示できるならば、あえて特に必要ないものを高い金を出して買ってもそれは意味が、満足感があるかもしれないが、周囲に凄いと思われるどころか、マイナスに思われるかもしれないものを買うくらいならば、特に持っていないと困るわけじゃないし、最初から買わないという選択はある意味合理的とも言えるでしょう。車や腕時計をしていない人は、それが買えないのか?単純に興味がないのか?の区別が簡単にはつかないからです。つまり、自分が金持ちなのか?そうじゃないのか?つけている腕時計で推測されてしまうならば、いっそのことつけていなければ、それができないから、自分が金持ちじゃないとしても、それが簡単には分からないということですね。若者が腕時計をしない理由の1つにはこれがあるかもしれないです。1ついえるのはとりあえず常識人扱いされたければ、社会人の年齢の人はした方が無難と言えるが、そんな風に思われなくて良いという人間、私もその1人だが、そういう人は今後も腕時計は必要ないと思って、しないというポリシーを貫いても良いのではないでしょうか?社会人に腕時計は必要ない!という価値観が今後、社会の中でもっと広まる可能性もありますから。今は我慢かもしれないです。
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