出席をとらない大学の授業を欠席、サボるのは普通、合理的な行動である
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最終更新日:2018/02/06
その他の話題, 大学生活や日本の教育問題
大学の授業って、出席をとる授業もあれば、とらない授業もあります。したがって、出席をとらない授業は授業に出ない学生も多くいるのかもしれません。私も出席をとらない授業には多く出くわしました。というか、全体の4分の3くらいは出席なんかとらなかっと思います。だから、そういう授業は、授業にもよりますけど全体の出席率が悪かったと思います。ただ、絶対にそういうわけでもないんですよ。出席なんか1回もとらないのに、何故か出席率が凄い良い授業もありました。毎回講義をする教室が満席になるような授業もあって、その授業は私も出ていましたが、教授の教え方が上手かったのです。そして、分かりやすかった。授業内容自体はそんなに興味があるわけではないが、第1回目の授業で、凄い分かりやすいな!と思っていたら、気が着けば、1回も休まずに全部出ていました。
出席をとらないからとサボると後で痛い目に・・・
出席を取らない授業でも、学生から人気の授業も一部あるってことですね。逆にそういう授業って、100%試験で評価とかするから、出席はとらない代わりに授業内容が分からなければ、試験もできないでしょうし、単位がとれない可能性が高いと思うのです。よくある話では出席をとらない授業は、授業に全く出ずに、同じ授業をとっている友達に後でノートとか、プリントとか見せてもらって、コピーさせてもらって、それで試験を乗り切るという人もいるんでしょうけど、それが全ての授業で通用するか?は分かりません。それは授業に全く出ずにプリントやノートだけを後から見ても、授業中の説明が全くないから、これを何を言っているのか?さっぱり分からないというケースが出てくる可能性があります。そうなるか?どうかは授業によりけりなんです。ノートやプリントだけを見て、十分分かる場合もあれば、そうじゃない場合もあるということです。
それを第1回目の授業とかで判断できれば、良いかもしれません。判断した結果、これは出なくても良いや!と感じたのであれば、出なくても単位がとれるかもしれませんが、そうじゃない場合もあると思うので、そうじゃない場合には、ちゃんと授業に出て、一応話を聞いておいた方が良いです。中にはあまり興味なかったけど、授業に出てみたら意外と興味を持てたという授業もあるんです。私は134単位とって卒業しましたが、その中で興味あまりなかったけど、授業出てみて良かったな!と思えた授業が、その中のわずかでしたがありました。面白いまでいくか?どうかはともかく、その後の人生にちょっと影響があったような、考え方が変わったような、そういう授業も少なからずありました。だから、1限とかの授業は出席とらないならば、あまり行く気がしない。眠くて、サボりたくなってくるということもよくあると思うのですが、それ以外の時間帯の授業は、家にいても暇なときもあるでしょうし、思い切って出てみても良いかもしれません。その方が単位はとりやすいということもありますから。ただ、出ても何言っているのか?さっぱり分からないとか、これは出ても意味がない、理解できないという授業も確かにあるのは事実です。
大学生が授業をサボる理由はある意味合理的
1回か2回出てみて、これは授業を聞く意味はないなと判断した授業も私はありました。出ても何を話しているのか?さっぱり、または授業に出なくても試験は十分解けそうだと判断したという場合です。そういう授業が私も経験して、途中から行くの止めました。ただ、単位はちゃんととりましたね。というか、よくある話ですけど、最後の授業にはちゃんと出て、試験範囲だけは聞いておくということはして、試験対策はちゃんとやって、そして試験を解いて単位は貰うと。教育者が聞いたら非難の応酬になりそうな、こういう大学生は決して珍しいことではないと思いますが、別にこういう行為は悪いとは思いませんよ。学生からしたら取捨選択をしているだけであって、これが1回目の授業とかも出ずに、いきなりサボり始めるのはともかくとして、何回か授業に出て、これは単位取るの無理だと判断して、残りは全部行かなくなるとか、これは授業を聞いても意味がないから、どうせ分からないから、行かないとか、彼らの目的は勉強をするというよりは単位をとって卒業することなのですから、授業にはできるだけ出ないで、楽に単位をとるというのが最大の目的なのかもしれません。ちゃんと授業自体を分析して、サボる、サボらないを決めているならば、別に問題ないでしょう。
そういう取捨選択の能力は、現代社会を生き抜く上でとても必要な能力だと思いますけどね。どこに力を入れて、どこの力を抜くか?というのは、仕事をするうえでもとても大切で、仕事って、基本的に結果で評価されるものであって、そこに至るまでのプロセスはほとんど評価されない。結果さえ出せば、どういうプロセスだって構わないというスタンスの会社が多いと思うのです。大学の授業に関しても、実歯似たようなところがあるわけですよね。出席を取る授業を欠席すると、それだけ単位認定が危うくなるということは言えますが、出席をとらない授業であれば、極端な話、1回も授業に出なくても、レポートをちゃんと書くとか、テストで点数をとるとか、そういう結果を出せばちゃんと単位はきますから。出席を取る授業の方が少ないと思うので、教授としても、結果さえ出してくれれば、授業なんか出なくても良いというスタンスの人も多いと思いますよ。現に、私は「私の授業は一切出席はとらないから、出たくない人は出なくて構わない」と豪語していた教授もいました。先ほど言ったように、試験で評価するタイプの授業は、授業出ていないと、試験もさっぱりというケースも中にはあるのですが、レポートで評価するような授業っていうのは、授業でなくてもたいていなんとかなる気がしますね。レポートの課題さえ分かれば、あとはその課題に沿うように図書館の本で調べたり、ネットで検索したりすれば良いので、なんとかなる場合が多いです。出席取らない授業で、レポートで評価するようなタイプならば、全部欠席とかでも単位はなんとか貰えるのかもしれません。そういう合理的な判断っていうのをしている学生の方が、何も考えずに無意識に全ての授業に出席しているような真面目系の学生よりも、世の中的には成功しやすいようになっている気がします。真面目というのも必要な要素ではありますが、授業に出ない学生が、自分の中でも合理的な判断によるものであるならば、それは不真面目とも言いがたいです。何も考えずに、眠いから、面倒だから、サボっているような学生はともかく、ちゃんと考えた上で、サボっても問題ないと判断したうえでサボっているならば、それはある意味ちゃんと考えていることでしょうし、ある側面から見れば有能な学生とも言えると思います。
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