パワハラはなぜなくならない?なぜ起きる?泣き寝入りも多いが、改善策や解決策はない?
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現代の日本人の働き方
パワハラというのは現代日本において社会問題になっていることです。しかし、パワハラはなくなる気配がありません。パワハラはなぜなくならないのかパワハラはなぜ起きるのか?の原因は重要です。しかし、原因を突き止めても、それを改善できるか?どうかは別問題というのが難しいところになると思うんです。パワハラは泣き寝入りになっているケースが多々あると思うからです。会社ごとに現状は違うと思いますけど、パワハラを受けていると実感している人が何か具体的に行動できるか?対策や改善策を実行できるか?というと、難しいと思います。したがって、パワハラの問題はどうにも解決が難しいんですよね。ただ、パワハラの原因を突き止めることは大切ですから、そのことについても知っておかないといけません。それが「パワハラが起こる部署の特徴1位「上司と部下のコミュニケーション不足」、2位には「失敗が許されない」が続く」に載っているので知っておくと良いと思います。
パワハラが起きる原因とは何か?
エン・ジャパンは1月27日、パワハラに関する調査結果を発表した。それによれば、45%の企業が社内のパワハラを把握しており、原因の理由として最も多いのは「上司と部下のコミュニケーションの少なさ」であることがわかった。
(中略)
調査は「エン 人事のミカタ」を利用する企業203社を対象に、2016年11月30日~12月27日にインターネット上で実施した。
「社内パワハラについてどの程度把握していますか?」と聞くと、「把握している」(7%)、「だいたい把握している」(38%)と、合わせて45%の企業が「パワハラを把握している」と回答している。
把握していると回答した企業に対して、「どのように把握したか?」を聞くと、「本人の周辺(上長・同僚等)から相談があった」(46%)、「直接本人から相談があった」(46%)、「社内の噂で聞いた」(43%)などの回答が上位を占めている。
具体的にパワハラの内容について聞くと、「精神的な攻撃」(76%)が圧倒的に多い。ほかには「過大な要求」(24%)や「人間関係からの切り離し」(19%)などが挙がっている。「パワハラが職場に与えた影響」の問いに対する回答には、「職場の雰囲気が悪化した」(62%)、「退職者が出た」(37%)、「メンタル不調の社員が増えた」(30%)などが挙がり、パワハラは職場に与える悪影響の大きさがうかがえる。
パワハラの原因にはどういったことがあるのか。「パワハラが起きる部署の特徴や傾向」についてと聞くと、「上司と部下のコミュニケーションが少ない」(37%)、「失敗が許されない(許容度が低い)」(20%)、「他部署や外部との交流が少ない」(19%)などの回答が挙がっている。社内における人間関係の風通しが悪くなると、パワハラが起こりやすくなるようだ。
パワハラはなぜ起こるのか?という部分がここに書かれています。パワハラがなぜなくならないのか?は原因を突き止めるところから始まります。ここに書かれていることを見ると、上司とのコミュニケーションの不足が1位になっています。コミュニケーションが不足っていうのも結構曖昧な言い方ですけど、恐らくこれって「仲が良くない」って意味合いになるんじゃないですかね?つまり、他人のような接し方を常にしているということだと思うのです。友達みたいに仲が良かったらパワハラみたいな言動は飛んでこないと思うでしょう。したがって、そこが原因ってことなのかな?と思いますが、現実的にそこを埋められる方法ってあります?上司と部下が馴れ馴れしい関係になれれば、確かにパワハラは起きづらくなると思いますけど、それが現実的に可能か?というと、そうは思えないのです。実際、相手は基本的に上司なので、どうにかできる余地が少ないです。パワハラの改善策をとるといっても、パワハラやめてください!なんて言っても効果はあまり期待できない可能性があります。で、上記で書いたみたいに仲良くなれるか?っていうと、パワハラと言えるような言動をぶつけている時点で、上司はその部下があまり好きではないと言えると思います。そうなると、そういったパワハラの改善策というのは非常に成功確率が低いです。
そして、次に多いのが失敗が許されない(空気)ということですけど、これは恐らく上司も微妙に被害者なんじゃないか?と思うのです。というのも、失敗を許さない空気みたいなのは誰が作っているか?上司よりもさらに上の人間というケースが多いと思います。しかし、上司としても部下の成績が自分の評価になるため、上司自身が作っている部分もあるとは思います。この空気っていうのも1度できているところは変えるのは難しいでしょう。特に経営状態があまりよくない会社は常にピリピリしていますから、少しのミスでも過剰に怒られやすい気がします。したがって、パワハラとしての解決策がどこまで可能なのか?というと、かなり厳しいのかな?と思います。社内風土というのがパワハラがなぜ起きるのか?というときにはかなり重要だと思うんですけど、それって1番解決が厳しいものですよね。自分1人でどうにもできないわけですから。パワハラに泣き寝入りする人が多い理由というのは、こういうところにもある気がします。そうなると、パワハラはなぜなくならないのか?という部分も見えてきますよね。原因が分かったところでどうしようもない部分が多いからです。サービス残業の問題よりもより厳しいと思います。サービス残業は法律違反なので、監視団体が改善命令を出しやすいわけです。結果からサービス残業が起きていないか?をチェックできますから。
サービス残業以上にパワハラは解決が難しい?
しかし、パワハラはそもそもそこで起きているのが本当にパワハラか?もまず断定が難しいですし、パワハラが起きていないか?を後からチェックするのが困難です。サービス残業は解決されたか?どうかは明細を見て、給料がちゃんと支払われているか?という記録などを見ればなんとかなりそうですけど、パワハラが起きた、起きてない記録なんかないわけです。つまり、労基署の人間が会社の中で常に監視ができるような状況でもなければ、パワハラを防ぐことは困難なのです。ここにパワハラの解決策の提示の難しさがあると思います。パワハラの解決策や改善策を提示すること自体は可能ですが、それが実行されるか?実行した結果上手くいっているか?を観察することが難しい。従業員といった会社の内部の人間にはできても、外部団体からは見えないのです。したがって、パワハラがなぜなくらないのか?という問題は今後も引き続く可能性が高そうな気がしてきます。パワハラって人間関係や感情の問題じゃないですか?人間が人間である以上、感情のもつれというのはそう簡単に解消できませんよね。そのもつれが極端になったケースがパワハラなのかな?と思いますけど、パワハラに該当するか?どうかも微妙なケースが多くありそうですが、パワハラだと感じても泣き寝入りに近い状況になってしまうのは今後も続いていきそうな気がします。パワハラの問題は会社だけの問題じゃないですけどね。人間がいるコミュニティの中ならば普通に起きる問題です。ただ、普通ならばそのコミュニティから抜ければ解消できるけど、会社は簡単にそういった選択ができないので、そこが解決に至らない最大の理由になる気がします。
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