独身の場合、持ち家と賃貸はどっちが得?老後の問題は?
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お部屋探し、引越し作業, その他の話題
独身の人は賃貸に住むというのが一般的な価値観として定着してきましたが、近年はマンションなど、持ち家を買う人も現れてきました。結婚をするとマイホームを買う人は多いですが、独身の人の場合には、やっぱり賃貸に住む人が多いんですよね。では、どっちが得なのか?というわだいはいつも出るんですけど、それは結果論からしか語れない部分もあると思います。というのも、それぞれでメリットが違いますからね。持ち家を買ってしまうケースでは、継続的にかかる住居費(家賃など)がかからないというのが最大のメリットですが、何かあったときには住宅クローンがのしかかるというのがあります。何かあったときというのは、例えば家を手放さないといけないときです。親の介護で実家に帰るとか、転勤とか。何らかの事情で。後は災害とかが起きて、倒壊したら終わりですね。あとは家事とかもありえない話じゃない。あとは老朽化によるものとか。一生その家に住めるという前提ならば、確かに得かもしれないが、それがどれだけの確率で実現するでしょうか?
賃貸に住み続けることのメリット
賃貸に住むことのメリットとしては、臨機応変な対応ができます。それは状況状況に合わせて、住む家を変えられるということです。つまり、収入が減ったから、もっと家賃の安い家に引っ越そうとかができますが、家を買ってしまうと、収入が減っても、残った住宅ローンを払い続けないといけません。つまり、臨機応変な対応はしづらいですし、買った家のローンが自分の首を絞めることにもなりかねないのです。また、老朽化の心配とかないですね。住んでいる賃貸の家が古くなれば引越しことができるわけですからね。そして、常に新しい家に住むことが可能というメリットもあります。多くの人にとって、家ってやっぱり綺麗な方が良いのではないでしょうか?新築の家を買って、最初は良いですよ。綺麗ですし。ただ、時間が経つとどんどん外観や内装にも変化が出てくる。老朽化まではいかなくても、見た目とかがやっぱり古くなってくるわけですね。私は今実家に住んでいますが、そこは両親が買ったマンションで、私が生まれる前から住んでいるので、築30年くらいになります。やっぱり今のマンションと比べると、今のマンションは綺麗だなー。とか、設備が豪華だなー。と憧れることもあります。
家を買ってしまうと、そこにずっと住む前提なので、外観や内装が綺麗なマンション、時代の流れに伴って進化していく豪華な設備のマンションなどがどんどん生まれていっても、そこには一生住めません。ずっと羨望の眼差しを持ったまま生きていかないといけないのです。持ち家を買ってから20年、30年くらい経つと、そういう気持ちがちょっと出てくるかもしれません。賃貸の場合は、引越しが容易だから、古くなってきて嫌だと思ったり、新しくて綺麗で、設備が豪華な家に住みたいと思ったら、そこに現実的に住むことは、家賃が払えるならば可能です。だから、時代によって生まれるいろいろな家を楽しみたい場合には、賃貸の方が有利かな?という気はしています。家を楽しむっていう表現も今はあるかもしれないですね。自分だけの家を1つ持つのではなく、たくさんある家をはしごしながら、その都度楽しんでいくという人生も良いかもしれないですね。
先が分からない不安があるから賃貸の方が良い?
持ち家と賃貸だったら、私は賃貸派なのですが、持ち家のメリットというのは、やはり住居費かかるコストが割安ということでしょう。あとは場合によっては投資に回せたりすることです。それと資産になるから、いざというときには売ってお金に変えることもできる。いくらで売れるかは分かりませんけど。ただ、1番のデメリットは先行き不明ということでしょう。つまり、これらが実現できるのは、住宅ローンを問題なく払っていけている人たち、そして家が問題なく存在している人たち、そして、ずっとそこに住めている人たちだけです。だいたい住宅ローンって、数十年くらいを目安に組むものですが、その間に万が一のことが起きると、それが狂いますよね。会社をクビになってローンが払えなくなるとか、転勤を命じられて家を離れないといけなくなるとか、災害で家が消失するとか、いろいろなリスクが考えられます。これらが起きると、結局金銭的な問題では損をする可能性が高いです。賃貸の方が得だったとなります。問題はこれらが起きる確率です。
一見すると、そんなに起きる確率は高くなさそうに見えますが、これは20年、30年以上を前提としています。住宅ローンを払い続けるだけでも、20年、30年です。そして、会社で働いている時間も30歳のときに家を買ったとしたら、30年以上もある。その間で転勤を命じられたり、クビになったり、会社が倒産したりというリスクが起きないとは言えない。そして、災害もそうですね。災害に関しては一生付きまとう問題なので、40年、50年くらいの問題かもしれない。つまり、万が一ってのは滅多に起きないから万が一なのだが、期間が数十年もあれば、万が一が何回か起きても不思議じゃないのです。どれかは起きそうですよ。だから、先行きが全く分からない現代では、何十年も先のことなんて読めないんです。むしろ、予定通り、何の問題もなく数十年が過ぎるほうが珍しいかもしれないです。そう考えると、数十年先のことが分からない以上、高い家を買ってしまうのはそれだけリスクになるという考えが妥当な気がします。その部分が1番大きいので、私は賃貸派なんですよね。結果的に持ち家の方が得をするケースもありますが、それがどれだけの確率で起きることなのか?結果的に持ち家の方が得をしているケースはどれだけあるのか?家賃をある程度抑えれば、賃貸であっても、持ち家で数十年予定通りに進んだ人たちよりも得をするケースもありそうだし、柔軟で臨機応変な対応がしやすいという意味では、やっぱり賃貸かな?と思いますね。賃貸はその場その場に応じて動けますから、これから数十年、何のアクシデントも起きないでよ?と、不安に思いながら生活しないといけないことを考えると、賃貸の方が選択としては賢明なんじゃないか?と思いますね。よほどお金に余裕がある人たち以外は。老後の場合もお金はかかりますが、別にお金がなくなってきたならば、安い家に引っ越せば良いでしょう。実際、老後になったときに持ち家が住める状態か?どうかも分かりませんからね。
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