就活が終わらない、死にたい←運ゲーだから貴方は悪くない

就活が終わらない、死にたい←運ゲーだから貴方は悪くない – Retire in their 20s

就職活動って何のためにするのでしょうか？それはお金を稼ぐためですよね。何のためにお金を稼ぐのでしょうか？それは生きるためですよね。つまり、突き詰めると、生きるために就職活動をするのに、結果死ぬってどういうことよ？毎年、就活自殺がある程度起きていると思うんですよ。自殺するまではいかなくても、「死にたい」と口にしたり、思ったりすることは多々ある気がします。就職活動っていうのは、確かに人生の分岐点になりうるものだから、それが上手くいかないと、かなりネガティブになる気持ちは分からないでもないが、その分岐点で望まないほうへ転んでしまったとしても、そっちの人生が最悪な道がずっと続いているとは限らない。逆にいうと、就職活動の分岐点で自分の望んだ道へ歩けた人たち、つまり内定をもらえた人たちがその後順風満帆な人生か？というと、そうでもない。彼らも彼らで社畜化したり、数年以内に辞めたりしていますからね。

就職活動は運ゲーであって、あなたが悪いわけじゃない

私は就職活動は運ゲーだと思っています。その根拠は何か？というと、結果に対する考察ができないからです。それはどういう意味か？というと、就職活動で内定が貰えた人、貰えない人っていますけど、どちらにしても何が原因でそうなったか？が分からないのです。それはつまり、何が原因で内定がもらえたか？何が原因で内定がもらえないのか？が分からないってことです。だってね、内定が貰える場合も、貰えない場合も、その理由については教えてくれないでしょう？だから、結果的に内定を貰った人だって、何が理由で受かったのか？は予想はできても、それが当たっている保証はないわけだから、何が原因で受かったのかも分からない現状では、受かった理由は「運がよかった」とするしかないのです。その逆に、内定をもらえなかった人も、何が原因で内定がもらえないのか？は予想はできるが、当たっている保証はない。だから、「運が悪かった」としか言いようがないのです。

つまり、内定者と無い内定者を分ける壁は運の良し悪しということになります。そうであれば、あなたは運が悪かっただけなんだから、自分を責めることはないです。だいたい、就職活動っていうのは、言ってしまえば、何をどうすれば受かるか？っていうの道しるべがないわけじゃないですか？マラソン大会に例えると、ゴールは内定と決まっているものの、その内定っていうゴールがどこにあるのか？分からなければ、ゴールできないでしょう？就職活動って、実際にそうなっていますよね？ゴール＝内定というのは、誰にでも分かる。ただ、スタート地点が東京だとして、そのゴールはどこにあるんですか？どうすればたどり着けるんですか？と聞いても、誰も答えられない、自分の力で探して、たどり着かないといけない。そのゴールは実は大阪にあったとしよう。ただ、たまたま大阪を目指せた人はゴールできるが、東京から北上してしまった人は絶対にゴールできない。それは道筋が間違っているから。でも、間違っていることに本人は気付けない。でも、大阪を目指せた人と北海道に向かって行ってしまった人を分けたものは何ですか？運ですよね。ほとんどヒントなんかないんだから、結果を分けたものは運だということになります。

内定を１個取った人も無い内定と大差ない

就職活動では、一応ヒントはあるものの、そのヒントも結局本の著者や大学の就職課の人間が独自に予想したヒントでしかないので、それが当たっている保証はないわけです。また、マラソン大会はやろうと思えば全員がゴールできるが、就職活動は、定員が決まっているため、各企業ごとに全員が内定をもらえるわけじゃない。そうであれば、内定者が何か凄いのか？というと、運がよかっただけとなるし、無い内定の人が何が悪いのか？というと、運が悪かったという結論になってしまうのです。これが大学入試とかで、明らかにゴールとそこにたどり着くための具体的な方法が存在しているようなものであれば、本人が悪いとなるかもしれないが、就職活動は、ゴールは分かるものの、そこにたどり着くための確実な方法論は存在しません。あと、最後に言うと、内定を貰っている人の大半は１個取るのに相当苦労しています。その１個をなんとか掴み取った人も、例えば５０社、６０社くらい受けていたりしますよね。そうであれば、例えば５０社受けても内定が０って言う人がいたとします。その人と１個内定をとった人に優劣の差はありますか？ほとんどないでしょう。五十歩百歩ですよ。だって、５０分の１と５０分の０ですよ。後者は５０社に蹴られているが、前者も４９社に蹴られているわけです。この人がもう１社受けて蹴られれば、無い内定の人と並びます。つまり、約５０社からいらないって言われている人間という意味では同じなわけですから、無い内定の人が社会から必要とされていない。みたいな考え方は間違っていると思う。それが正しいのならば、内定を取った人も結局は社会の大半から同じように必要ないと言われているのであって、社会から必要とされている就活生なんてほとんどいないことになる。内定コレクターと言われるような、１人で多数の内定を持って行くような人たち以外は、社会から必要ないということになります。

１個でも内定を取った就活生の多くは無い内定者と同レベル

だから、内定を１個もとれない人が無能ならば、内定を１個取った人も結局無能なわけですよ。そこに能力の差は客観的に存在しないですよね。普通に考えたら、４９社からいらないといわれている人間が、次に受けた１社から内定を貰ったとしても、一気に無能から有能になるか？というと、４９社から蹴られている事実が消えるわけじゃない以上、５０社からいらないと言われている人間と変わらないわけだ。だから、先ほども言ったように世の中の大半は数十社受けて、内定を１個しか貰えません。だから、無い内定の人たちだけが無能なわけじゃない。彼らが無能ならば、就活生の大半も無能なんですよ。だから、内定を１個も貰えないからと言って、落ち込む必要は無いです。無能な人間だらけなんですから。就職活動における努力っていうのは、たくさん受ける、倍率の低そうな無名な企業を受けるくらいですよ。確実に効果があると言えるのはそのくらいかな？それ以外は効果がある可能性もある。というのに留まると思う。面接対策なんてみんなやっているけど、それをやっている最中に、絶対的な自信を持ってやれている人なんていないでしょう。これで本当に良いのかな？とか、これで本当に評価されるのかな？と思っている人ばかりだと思いますよ。だから、面接っていうのは就職活動において１番大切なものだが、それには正解がないし、正解がなければ、確実に評価される就活生を演じることは不可能だし、結局、受かるか？どうかは運ゲーとなるのです。運ゲーじゃない！という人もいるが、どの企業にも、または個別の企業ごとにでも良いのだが、確実に採用確率が上がる、または採用してもらえる具体的な方法論を提示できなければ（それが本当に合っているという根拠と共に）、それはあなたのただの感想ということになってしまい、運ゲーと言う事実を否定はできないでしょう。必勝法が無い以上は、就活はやはり運ゲーだと思いますよ。逆に内定を本当に数多く貰っている人はともかくとして、１個とるのが精一杯と言う人は、結局、無い内定の人とレベルは変わらないし、ただ運がよかっただけだから、別にそれが誇れるわけじゃないですよね。

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