現状の社会で少子化を改善させたら、不幸な子供が増えるだけ

公開日: : 日本の世の中に蔓延る社会問題

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将来に対する保障も特にないのに、国は積極的に子供を産ませようとする。子供がいなくなれば、国は現実的に存続できなくなり、困り果ててしまうからだ。でも、そうやって産ませた子供が将来、大人になったときなどに困る事態が普通に発生している。または発生すると予見できているのに、何もしないというのは、国は子供を単なる道具としか見ていないのではないか?と思います。例えばね、子供が大人になっていきますよ。でも、就職しようとする気は一応あるが、就職できない。その人は非正規で生きていくことになり、毎日不安と戦い、低収入の中もがき苦しみながら生きていく。そういう人たちを産んだのは誰ですか?親という見方もできるけど、半分は国でしょうね。国が親に子供を産ませている側面も間違いなくある。そして、現実的に今紹介したような人が将来的に発生する可能性はどんどん高まりつつありますよね。そういう少子化を改善させることのデメリットを誰も直視しようとしない。

 

国は子供のことを、国を支えるための道具としか思っていない

すでに紹介した例で何が言いたいのか?というと、国は単純に子供が増えないと国が困るから、子供を産ませようと画策する。でも、その生まれた子供の中には、大人になったときに自分の人生に行き詰る人が一定割合で出てくる。そのときに国は特にこれといって保障はしてくれない。保障は用意されていない。保障している振りはあるかもしれないけど。となれば、これはどういうことを意味するか?それは将来、大人になったときにちゃんと働いて税金を納めて、国のために貢献してくれる人を増やすために、子供を産ませている。でも、その子供の中には将来大人になったときに、そういう貢献ができない、したくでもできない人が絶対に出てくる。結果的にそうなってしまった人はどうでも良いと。結果的に国に貢献してくれる人が増えれば良いと。そういう姿勢なんではないでしょうか?というか、そういう姿勢にしか見えない。

 

単純に子供の数が増えれば、将来的に国に貢献してくれる人材が増えることを意味しますよね?だから、国は子供を産ませようとする。でも、その生まれた子供の中には将来的に国に貢献するどころか、自分の生活すらままならない人もいる。そういう人の職や生活が完全に保障されていない中、国が子供を産ませようとするのはあまり酷い話じゃないか?子供にとって生まれる、生まれないの選択はないのだ。親と国の意思によって世に生まれ出てくる。完全に受身でしかない。国が子供を産め!産め!と無責任に言い放ち、親もそれに乗っかって子供を産む。そして、結果的に多くの人が歩むような順風満帆な人生を送れている人は、その本人にとっても問題ないだろうし、親や国にとっても問題ないでしょう。でも、ひきこもり、ニート、フリーター、派遣などになってしまった人は国にとっても望ましくないかもしれないだろうけど、親や本人にとっても不本意な人生を歩んでいる。ということになってしまうケースもある。

 

ブラック企業に就職できた人は幸せと言えるのか?

どういう人がこの世に生を受けても一定の満足した人生が送れる。少なくとも仕事やお金には困らないような社会システムがないなかっで、国が子供を増やす政策を行うというのは、将来的に可哀想な人間を増やすことに他ならないのです。分かりやすい例をあげると、ブラック企業問題が解決していない、違法労働を行う企業がいまだに放置されている中で、国は就職の斡旋なんかしても、単純にそういう企業に入社して、苦しむ人を増やすだけなんです。ブラック企業に就職できた人は幸せですか?ありえないですよね。国は就職先がどんなにブラックだろうが、就職した人が後にどんな人生を歩むか?は考えていない。どうでも良いのでしょう。とにかく1人でも多くを仕事に就かせ、税金を多く納めさせる。これが生活保護受給者の場合には、とにかく何でも良いから職に就かせて、できるだけ支出を少なくしたいための「生活保護からの追い出し」と言われることもあります。

 

親が子供を産むときの認識というのも問題かもしれない

これと一緒なんですよね。国はとにかくたくさんの子供を産ませたい。その中の一定割合が将来的に国を支える人材となれば良い。そうなれなかった人はどうでも良い。放置だと。生まれた子供の中には順風満帆に人生を歩むことができる人も多いが、そうじゃなくつまらない、死にたい、糞みたいだと自分の人生を考えている人も当然いる。今の社会というのは、後者の人間をまさに増やすリスクが物凄く大きいと思います。で、そんな社会でしかないのに、子供をドンドン産め!とする国は本当に無責任で、自分たちに都合の良いことしか言わない。多くの人と同じように生きられない子供はたくさんいるんですよ。子供を産め!と容易く言うのは、最低でも誰もが生活、仕事、お金に困らないような社会を作ってからにしてほしい。そんな社会を作る気はないだろうが、そういう姿勢の中で、子供を産ませる国というのは、「無責任」以外の言葉が見当たりません。それをある程度親も認識しているだろうから、親にも責任の一端はないとは言えないでしょうけどね。親だって、自分の子供が将来、人生に躓くことを想像して産むということはまずないから。こんな子に育ってほしい!とか、そういうポジティブな面しか考えないのですよ。まさか、こんな子になったら・・・。というリスクをほとんど考えない。そういうリスクは確実にあるのに、将来実際に自分の子供がそうなってしまったときの備えが十分にない、または備えをするつもりもないにもかかわらず、子供を産むというのは、運悪くそういう人間に育ってしまった場合、その本人が困り果てるだけです。親はそういうときにどうしてくれるの?何もしてくれない、何もできないのならば、親としても子供を産む時点での認識が甘かったといわざるを得ないでしょう。客観的に見て、本当にその子供はかわいそうだなと。不幸を背負ってもがき苦しむ人間を、1人世に生み出してしまったのですから。そして、その子に親は何もできない。してやれないなら尚更です。こちらもはっきり言って問題だと思いますけど、国が子供を産ませている以上、国の責任の方が圧倒的に重いと思いというのは変わらないと思います。

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