少子化の何が問題?何がいけない?メリットも多くてなぜいけないのか?分からない
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日本の世の中に蔓延る社会問題
今の日本では結婚しない人たちが増えてきており、さらに結婚をしても子どもを産まない夫婦が多くなってきています。少子化が加速するという懸念をしている人もいますけど、実は少子化の方がメリットがあるということも言えると思います。今の世の中の流れが少子化は悪いことというイメージになっているため、あまりそっちの方に考えを向かせる人は多くないかもしれませんけど、少子化にもメリットはあるんです。もちろんデメリットもありますけどね。そのうえで少子化はなぜいけないのか?少子化を食い止める必要はあるのか?そのメリット部分を考慮すると、意外と問題じゃじゃないんじゃ?という見方もできるかもしれません。結局、一長一短な現象なので、少子化はなぜいけないのか?についてはかなり議論がされていると思うので、ここでは少子化のメリットについて考えてみたいと思います。子どもを多くが産まなくなると良いこともあるんですよね。
子どもが減ることによって犯罪の発生件数が減る
子どもの数が減ると、それによって日本の人口はどんどん減少していきます。人口が減少すると、当然犯罪の発生件数が減ります。割合に関しては分母が減るのであまり変わらない可能性がありますけどね。犯罪の発生件数が減るっていうのは、とりあえず少子化のメリットとしても、人口が減ると犯罪に巻き込まれる確率はあまり変わらないと言えるかもしれないです。ただ、人口が減ることにより監視は行き届きやすくなります。警察官とかの監視をする側の人数にもよりますが、1人にかけられる時間や手間が増えるため、よりチェックがしやすくなると言えるのではないでしょうか?犯罪だけじゃなくて、何らかの不正行為が見抜きやすくなります。これはかなり現実的な少子化のメリットになりそうな気がします。少子化で何が問題か?って言ったら、生まれた子供が将来どうなるか?分からないってことなんですよね。犯罪者になる人も子どものときからそんな兆候が出ていたとは限りませんし、犯罪者になるかもしれないなんて心配をしながら子どもを産む夫婦はいないんじゃないですか?そうなると、子どもの数が減ると将来犯罪者になる人が減ります。
子どもが減ることによって地球環境に良い影響がある
子どもが減ると、先ほどと同じように日本全体の人口が減ります。すると、電化製品の使用量がトータルで減少しますね。それによって地球環境への負荷が減ります。あと、これは少子化とはあまり関係ないですが、地球環境の面から言うと一人暮らしをする人が増えると地球環境によくないと言われているんですよね。それはどうしてか?単純な理由ですね。電化製品の使用量が増えるからです。何人かが一緒の家に住んでいれば、1つの部屋に複数人がいるということもあるでしょう。そうなると、例えばクーラーや暖房などは1つ分で複数人に効果をもたらします。しかし、一人暮らしをしてしまうと、世帯が増えて、その2つの世帯でそれぞれクーラーや暖房などの電化製品を使いますから、二酸化炭素排出量などが増えてしまうのです。一人暮らしをしないで実家に住むことは地球環境にとっては良い効果をもたらすのです。それと同様に、少子化の何が問題か?と思わせるほど大きな効果があるということになります。少子化がなぜいけないか?などを議論するよりも大分大きなメリットになります。少子化の問題点はおよそ国内ことですが、地球環境は世界中の問題ですからね。
労働人口が減少し、産業の効率化が進む
子どもが減ると人口が減り、働き手が減ります。この国では多数が働いている現状で、少数が働かないことを許容しない空気が存在しているように感じますが、その中では働かない自由っていうのは事実上存在し得ないですね。したがって、もはや働きたくない人間でも働かないといけないような状況が存在している。親も国もそういった働きたくない自由を実現してくれる人がいないと。労働という苦痛がどれだけ大きくても、それを続けるしか生きる術がない。しかし、労働人口が減り、存在する人間だけでは今の産業を維持できないとなれば、機械化によるオートメーションが実現する分野が増え、人間が働かなくて良い余地がどんどん生まれる。1度オートメーション化が進むと、それは加速し、人間の仕事をどんどん奪ってくれえる可能性があります。そうやって人間が働ける場所がどんどんなくなれば、そういった人たちがどんどん増え、世論の中に働けない(働かない)ことはしょうがないという空気ができる気がしますね。実際、将来は人工知能によって多くの労働が機械に奪われるとされており、そのためにベーシックインカムの検討が進むという予想をしている人もいます。ここが私にとっての少子化は何がいけないのか?と疑問を持たざるを得ない部分です。少子化の最大のメリットにも感じます。少子化は何がいけないのか?少子化が進むことによって、私たちにとって生きやすい世の中が構築される可能性がある。それだけでも相当魅力的に思えてきます。こういった状況は少子化が進むことが最大の拍車になるわけだから。
仕事がないのは今でも一定数いるのに、それが多数にならない限りベーシックインカムの導入が進まないっていうのも何か変な感じがしますが、少子化の良いことの1つとして、こういった世の中の流れがあると思います。少子化は何が悪いのか?というと、デメリットを挙げればいくらでもあるんだろうけど、メリットも結構あるんじゃないか?とも思えてきます。少子化は何が問題か?というよりは、どんなメリットがあるか?を知ると、無理に子どもを生む必要もないだろうと思います。実際、世の中がこういう状況で生まれた子供は将来的には国を維持するための働き手になるしかない。嫌々働かされる人間が多くいることでしょう。私もその1人ですね。本当に労働は人生の中でも1番の苦痛となるもので、これ以上に苦痛っていうのはなかなかないと思います。本当にベーシックインカムなどの可能性が上がるだけでも、私にとっては少子化の何がいけないのか?さっぱりですね。私にとってはメリットの方が大きいと感じています。単純にこの国に未練が無いから、人口が減少し、仮に消滅するようなことがあっても、あまりそこに関心がないというのもありますけどね。少子化って何が悪い?と疑問を抱いている人も結構いるかもしれないが、そういう人にこそ少子化は何が問題なのか?を考えつつも、実は少子化にもメリットが多々あることを認識してもらえればと思います。ここに挙げたのはほんの一部なので、これ以外にも少子化の何が問題か?と思えるような部分は多分あるでしょう。調べてみれば、他にも見つかると思います。少子化を歓迎する世の中の風潮にはなりづらいと思いますけど、実際、少子化は止められないでしょう。人口を維持しないと持たない社会って、その時点でアウトじゃないのか?と思います。今の日本の人口は多すぎると言う人もいますし、島国で土地が限られている事情を踏まえると、人が減ればもっと余裕のある暮らしができるかもしれません。
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