人種差別はいけないが、その他の容姿の差別は何故是認される?

公開日: : 日本の世の中に蔓延る社会問題

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人種差別が起きると、他国のニュースであっても日本で報道されたりする。それだけ日本においても、その他の国においても人種差別は許しがたい行為なんでしょう。人種による差別は、客観的に見て肌の色のみを理由として取り扱いを変えることであるから、合理的な理由とはあるとは思えない。個人的な好き嫌いによって差別をしているということになるのでしょうから、そこが多くの人たちにとって嫌悪感を生じさせ、ここまで話題になるのだと思います。それはそれで良いのだが、他人の容姿によって差別をすることは、実は当たり前のように行われている。日本でもね。そちらはあまり糾弾されない。それどころか、差別をする人の方が多いから、むしろ世の中の風潮として正当化する動きさえある。他人の容姿についての差別は例えば何があるか?というと、以下で紹介するようなものが代表的かな?と思います。

 

人種差別はダメでも、それ以外の他人の容姿を差別して良いのか?

特に有名なのは男女差別でしょうか?会社に勤めるとき、学校にいるときには男女で容姿の制限があると思うが、その制限が異なっている。髪の長さが1番顕著だと思うけど。私立の学校や民間企業では、その生徒、児童や従業員の容姿によって売り上げに差が出てくる可能性があるから、こちらは合理的な理由がないとはいえないと思うが、公立の学校や公務員ではそのような差別をすることに合理的な理由があるとは思えない。例えば、以前ニュースになった大阪市職員の入れ墨事件です。これは今も裁判が続いていて、入れ墨調査の回答を拒否した職員が戒告処分に遭ったらしいのだけど、これが今のところは大阪市側の敗訴という形になっている。これも私はよく分からないですね。入れ墨の何がいけないのか?が分からない。ましてや今回の大阪市の場合は、服装で隠れている部分にまで調査をするというのは、一体何の意味があるのだろうか?今回の裁判で、裁判所側は入れ墨の調査の目的自体は正答と評価しているらしいが、何故正当と言い切れるのか?がどこにも載っていないため、個人的には腑に落ちない。

 

実際に大阪市職員がしていた入れ墨というのは、ほとんどワンポイントに近いものであるらしく、気付けない人も多そうだけど、それの何が問題なんでしょうかね?だいたいね、公務員として不適格、またはその可能性がある職員はいくらでもいると思う。それは調査してないから分からないだけ。家の中まで調査して、公務員の人がこんな趣味を持っているの?と判明したら、住民からバッシングを食らいそうな事実はいくらでもあると思う。っていうか、それ自体も犯罪行為じゃなければ個人の自由としかいいようがない。だから調べないのでしょう。入れ墨は調べて、それ以外は調べないというやり方自体がそもそも差別的だろうけどね。公務員は住民のご機嫌取りをする必要はない。服で隠れていて見えない入れ墨は勿論、仮に見えているところにしていて何が問題なんでしょうか?これに恐怖する人がいるんですか?ネックレスとかブレスレットの類と同じにしか思えないのですが。これに畏怖を感じるというのは、個人的に入れ墨をしている公務員が嫌いという理由をもっともらしく表現するときの詭弁にしか思えないのです。この程度のものに畏怖を感じるというのは常人とは思えない。

 

人種差別はダメだが、入れ墨は差別していい理由とは?

人種は生まれ持ったものであって変えられない。入れ墨は自分の意思によって施すものであって、変えられる。だから、入れ墨をした公務員は差別して良いと、そんな感じのことを言う人もいますが、これは理由になっていない。変えられるものは変えないといけない理由は何なのか?物理的に変えられるもので、誰かが不快感を主張したら全て変えないといけないのか?これは似たようなことがキラキラネームでも起きている名前はいじめの対象にしても良いが、苗字はダメだみたいな風潮がある。というか、名前の方は親の匙加減でつけるものだから、キラキラネームはやめろという主張をする人がいます。ただ、世の中にはキラキラ苗字という表現が適当なのか?は和からないが、とても珍しい苗字の人もいる。中には、これ自分の苗字だったら嫌だなと思えるモノもあると思う。そういう苗字の人は当然子供にその苗字を背負わせたら、学校でいじめられるかもしれないし、何かと日常生活で困る可能性もある。キラキラネームと同じ現象が起きるリスクがあるのです。でも、そういう人に対して、子供が可哀想だから、子供を産むなという主張は聞かれない。これも変えられるものは差別して良いが、変えられないものは差別してはいけない(変えられない苗字はいじめてはいけない)という謎の風潮によるものだと思います。実際、キラキラネーム問題になると、いじめる側を非難する人は少ない。何故か、いじめて良い風潮になる。それは大多数がキラキラネームに対して嫌悪感を持っており、いじめる方が悪いとなると、嫌悪感を持っている自分たちの方が悪いとなるから。だから、いじめる側を正当化しないといけないのです。

 

この問題についても、変えられるものは差別して良いが、変えられないものは差別してはいけないという仕組みが存在していると思います。何故、変えられるものは差別して良いのでしょうか?理由を説明できるのでしょうか?これに関して言えば、キラキラネームのような名前をつけたいと考えている人が少ないから相対的にそういう名前に対する理解が及ばないことが原因として挙げられます。先ほど言った様に、キラキラ苗字?珍しい苗字の子供が生まれれば、被る被害はキラキラネームと同様のものが考えられるが、こちらはそういう苗字の家庭は子供が可哀想だからと子供を産むんじゃない!という批判は聞こえない。それは珍しい名前の苗字の家庭が多数あって、その家庭は自分たちが子供を産みたいと考えているからでしょう、珍しい苗字の人たち、家庭じゃなくても、子供を産み育てたいと考えているケースは多いと思う。少なくとも、キラキラネームをつけたいと考えている人たち、家庭よりは圧倒的に多いはず。だから、こちらには理解が及ぶのでしょう。珍しい苗字の人でも、子供を産みたいという気持ちはしょうがない。でも、キラキラネームをつけたいと考える親の気持ちは理解が及ばないから、しょうがないとはならないのです。結局は、自分たちの都合や価値観が基準になっているのです。都合の良いように主張をの方向を変えている時点で、あまり説得力がないのでは?と思います。

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