AO入試は受けるべき?受かる人と落ちる人の特徴は?受かりやすい人はどんな人?
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最終更新日:2018/02/07
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大学受験は一般入試以外にもいろいろな方法で受けていくことができますけど、その中にはAO入試があります。AO入試は公募推薦や指定校推薦とは違って、学校からの推薦が必要なく、自分で好きなところを受けることができます。おまけに指定校推薦や公募推薦とは違い、合格してもそこに進まないといけないという縛りがありません。指定校推薦や公募推薦も絶対に受かったらそこに進学しないといけないという制度ではないですが、建前上はそこに進学をしないといけないということになっていると思います。しかし、AO入試はそういった制約がない場合も多いので、滑り止めのつもりで受けることもできる場合があります。滑り止めの大学は受かっても進学しない可能性が高いでしょうから、そういうときにはAO入試がぴったりなのです。もちろん、第1志望の大学をAO入試で受けることも可能です。そういう意味では、AO入試は受けるべき理由も多く存在していると言えるでしょう。
AO入試を受けるべき理由とは?
AO入試は私は受けませんでした。私は大学受験は一般入試のみで、指定校推薦も公募推薦も受けませんでした。でも、今になってみればAO入試を受ける意味はあったかな?と思います。それはリスクが少ないからです。指定校推薦や公募推薦みたいに受かっても進学しなくても良いので、一般入試でまた受験をすることも可能です。そして、AO入試は一般入試とは別の時期にやっています。だから、AO入試で第1志望の大学を受けて、受かればそれでも大学受験終了でも構わないでしょう。でも、落ちたら改めて一般入試でその大学を受けるという作戦もとれます。単純にAO入試を受ける分、チャンスが多くなるということになるのです。それにAO入試は特別の対策がいらないというか、対策自体は必要ですけど、受験勉強のような大掛かりな対策はいらないので、AO入試は受ければ受かる可能性があるということになります。AO入試の内容はそれぞれの大学によっても違うと思いますけど、メインは面接や書類選考などではないでしょうか?あとはグループディスカッションとかもあるかな?
そうなると、書類選考はともかく面接やグループディスカッションは、元々得意な人がいますから、そういう人はほとんど対策しないで受かる可能性も少しはあるかもしれません。聞かれることを想定して対策をしておければ、面接に関しては突破できる可能性が大分あるでしょう。その対策時間は必要ですが、受験勉強に比べたら全然少ないと思います。グループディスカッションとかも実施される場合には、ノウハウを頭に入れて、できれば練習ができるのが良いですけど、それをこなせればある程度はいけるでしょう。こういう人物試験がAO入試の中心になると思うので、AO入試に受かる人はこういった試験が得意な人です。逆にこういった試験が苦手な人は、かなり対策をしてもAO入試に落ちる人である可能性が高いのです。就職活動に似ていますね。AO入試に受かる人は就職活動も多分上手くいきやすい傾向にあると思います。人物試験に得意な人ならばAO入試は割と有利と言えると思いますから、そういう人は尚更AO入試を受けるべきというか、受けた方がチャンスが単純に増えると言えそうですね。
AO入試を滑り止めにするという方法もある
滑り止めは一般入試やセンター利用入試で受験をするという人もいるでしょう。しかし、それ以前にAO入試で受けるという方法もあります。第1志望の大学は一般入試やセンター利用で狙って、AO入試で行きたいわけではないが、滑り止めのために受ける大学を受けておくという方法がとれるわけです。先ほど言ったように、AO入試で受かった大学は、進学するか?どうかは自由なところが多いですから。多いけど、全部じゃなくて併願を許していない大学もあります。また、入学金を支払う締め切りが早いので、一般入試の時期よりも前に支払っておかないと滑り止めにならないという意味では、入学金が無駄になってしまうこともありえます。しかし、AO入試は滑り止めにできるケースもあるので知っておくと良いでしょう。滑り止めにするような大学がどこか?にもよりますけど、AO入試も大学のランクと入試難易度はある程度は比例すると思います。レベルの高い大学ほどレベルの高い受験生、面接やグループディスカッションなどが得意な、対策バッチリな受験生が集まる傾向にあるような気がするので、相対的に大学のランクが落ちると、AO入試で受かるための難易度も下がる傾向にあるような気もしますが、ここで求められているのは結局は学力とは別の部分になり、そこが重要視されていることを踏まえると、難易度が下がったからといって、AO入試は受かりやすいとも言い難いのです。AO入試に受かる人はさっきも言いましたけど、人物試験のような内容の試験に長けている人であって、そうじゃない人は大学のランクが下がってもAO入試は受からないことが普通にありえるでしょう。よほど倍率が低いケースは別としても。でも、ちょっとランクの落ちる大学はそこが受かっても辞退することを許していれば滑り止めに受けることもできる場合もあるということです。学校の推薦書のようなものが必要なので、そこのハードルをくぐり抜けないといけないですけどね。
AO入試の難しさと一般入試の難しさは全然違う
AO入試は完全に向き、不向きがあると思うので、向いている人は早慶レベルでも受かる素質を持っていると思いますが、向いていない人はそれこそ大学のランクがかなり下でも全然落ちますよ。一般入試では早慶に受かるのに、AO入試では大東亜帝国レベルでも落ちるとか、そういうケースが現実にありえる気がします。勉強は合格の基準がはっきりしているので、単純に多少の才能と多くの努力で決まります。つまり、努力すれば合格率がどんどん上がっていく試験ってことになりますけど、AO入試は人物試験中心で、正解がはっきりしない、合格基準がよく分からない中で行われるので、どう努力すれば合格率が上がるのか?分からないため、AO入試は受かる人と落ちる人の差がどこにあるのか?はっきりしないのです。1つ言えるのは面接試験などが得意だと言える人の方が、そう見える人の方がAO入試は受かりやすいだろうということですね。そういう意味では、AO入試は受かりやすい人は一般入試よりも受かりやすいが、AO入試は落ちる人は一般入試で余裕で受かるレベルの大学にも落ちる可能性もあります。不確定要素が高い試験です。受けたい大学のAO入試の試験内容を調べて、面接などの人物試験中心であれば、そういう試験が得意な人はAO入試を受けるべきと言えるでしょうけど、そういうのが苦手な人はAO入試に受からない可能性が高いかもしれないので、それは自らの判断で良いと思います。AO入試は受けた方が良い場合もあるし、どっちでも良いケースがあると思いますけど、人物試験が得意か?苦手か?くらいは自分で判断ができるでしょうから、自分はAO入試に受かる人か?落ちる人か?受かりやすいか?受かりづらいか?を考えて、一般入試の勉強をしながら、受験をするか?どうか決めると良いと思います。
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