地方上級や国家一般職の教養や専門の捨て科目は?数的処理や民法、経済を捨てるのは厳しい
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公務員という働き方
公務員試験における地方上級と国家一般職というのは代表的な試験種です。多くの人が受けることになるでしょう。地方上級も国家一般職も筆記試験が難しいですし、問題のレベルが高いため、簡単には受かりません。そこで地方上級や国家一般職を受けるうえで捨て科目を作ろうと思っている人もいると思うので、捨て科目を作るとしたらどれが良いのか?について考えていきましょう。地方上級も国家一般職も教養科目、専門科目までありますから、非常に分量が多いです。そして、問題の難易度も高いので、非常に難しいと言えます。そういった状況の中でそれぞれの試験種に受かるには、効率よく勉強をしていくということも重要ですけど、上手く捨て科目を作っていくということも同じく重要になると思います。したがって、地方上級も国家一般職も効率よく勉強をして、合格に近づくために捨て科目を作るというのを現実的に考えていくと良いかもしれません。では、地方上級と国家一般職の捨て科目はどれが良いのでしょうか?
地方上級の捨て科目はどれがおすすめか?
地方上級は全国型、全国変形型、関東型、北陸型、独自型など、いろいろな出題科目の構成になっていると思います。そうなると、各自で受ける自治体が違うので、出題科目や出題数が違うということになります。しかし、独自型を除いてはそこまで大きな違いにはならないと思うので、一応全国型が1番多いと思いますから、それを基準に話していきます。地方上級の場合には、他の試験種との兼ね合いにもよります。他の試験種で出題されやすい科目は捨て科目にしない方が良いでしょう。そのうえで地方上級の専門科目の捨て科目はどれが良いのか?というと、地方上級だと民法は1つ捨て科目の候補になりそうです。しかし、地方上級の捨て科目で民法を選ぶと、それは他の試験種にも間違いなく影響するでしょう。併願先でも地方上級のように民法を捨てることになりますから。出題数がそこそこ多く、割といろいろな試験種で出題される科目だけに、あまりおすすめしません。地方上級で民法を捨てると、不合格になるとは言いませんけど、結構厳しくなりそうです。そして、もう1つ地方上級でありがちな捨て科目は経済原論です。
地方上級において経済原論を捨てるというのも1つの選択肢ではありますけど、これもあまりおすすめできません。その理由は民法と大差ないですけど、出題数が多く、かつほぼどこの試験種でも出るからです。専門科目まであるような試験種の場合には、経済科目はまず出ますから、そうなると、経済原論を捨てるというのは、なかなかとれる策ではないでしょう。しかし、経済原論はミクロ経済とマクロ経済があるので、2つのうち1つを捨てるというのならば良いかもしれません。それならばやらない科目を最小限に抑えられますから。したがって、地方上級で経済を捨てるのはあまりおすすめできませんけど、地方上級を含めてマクロ経済かミクロ経済のどちらかを捨てるというのであれば、まだ賛成はできなくはないです。経済原論が苦手な人にとっては、時間帯効果が悪い科目だと思うので、両方ともやると時間がかなりかかるでしょうから。地方上級で民法を捨てる場合も半分くらいはやるとか、民法Ⅰか民法Ⅱのどちらかを捨てるというのならば、まだ良いと思うのです。地方上級の捨て科目で民法も経済もあまり現実的な選択ではないですけど、場合によってはありですかね?
国家一般職での捨て科目はどれがおすすめなのか?
国家一般職の専門科目の捨て科目はちょっと難しいです。というのも、国家一般職は専門試験が選択制だからです。だから、16科目のうち8科目選択なので、8科目は捨てられるわけですからね。でも、余分にやっておくと、本番でより簡単な問題が出題されている科目を優先的に選んで、難しい科目をパスできるので、戦略としては8科目分用意するのではなくて、10科目分とか、少し多くやっておくのが理想かもしれません。国家一般職の場合には教養の捨て科目が重要ではないでしょうか?国家一般職の専門の捨て科目はどれを選んでも構わないでしょう。最低8科目分以上やっていれば一応太刀打ちはできると思いますから。1科目でも余計にやっておけばそれはそれで有利になりますけどね。国家一般職の教養の捨て科目は数的処理と文章理解と時事以外でしょうかね。国家一般職の教養試験では数的処理と文章理解などを捨てると厳しいですね。合計で27問出ますから。数的処理は全部の範囲をやる必要はないですが、国家一般職で数的処理を捨てると受かるのは不可能に近いと言えるかもしれません。国家一般職では時事も3問出るので完全に捨てるのは厳しいでしょう。時事も全部の範囲をやる必要はないですけど、ある程度の範囲はやっておいて、1問か2問はとれるようにしたいですね。すると、国家一般職の捨て科目では一般知識の分野になるでしょう。これが10科目で合計10問出ますから、1科目が1問ということを考えると、捨ててもそんなに痛手にはなりません。
国家一般職の一般知識の分野は10科目で10問です。人文科学、自然科学を合わせて、それぞれ1問ずつなので、1科目1問しか出ないとなると、苦手科目を1問か2問くらい捨てても問題ないかもしれません。文系の受験生が多いと思うので、自然科学の中で数学、物理、化学、地学、生物などの中で苦手と思える科目があれば、国家一般職では自然科学を捨てるのもありかもしれません。もちろん人文科学が苦手ならばこっちを捨てるのもありですけどね。ただ、国家一般職の教養の捨て科目を決めるときには、併願する他の試験種との兼ね合いも考えた方が良いです。例えば、人文科学が得意じゃないけど、他の試験種を受けるときに、そこでは人文科学が多く出ることもありますから、そうなると人文科学は国家一般職でも簡単には捨てられません。そうなると、国家一般職の捨て科目を決めるときには、他の試験種でそんなに出題がされない科目で、自分が得意じゃない科目にすると良いと思います。国家一般職は専門では捨て科目という概念がほとんどないと思いますが、国家一般職の教養では捨て科目を作って挑むのは賢明な場合もありますから、そこも考えていきましょう。国家一般職の捨て科目は本当に考えていかないといけないと思います。
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