AO入試や公募推薦でなぜこの大学に入りたい?面接での志望動機の考え方や書き方の例
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AO入試や公募推薦においては受ける大学の志望動機が必要です。面接や書類選考の段階で聞かれる可能性が高いので、早いうちに考えておいた方が良いと思いますけど、公募推薦やAO入試でなぜその大学が良いのか?という志望理由はそう簡単には出てきません。行きたい理由はあるけど、それをストレートに言ってしまうと受からないという予測が働くんじゃないですかね?なぜその大学なのか?なぜその学部なのか?公募推薦やAO入試ではそこを問われるので、絶対に1つの答えを出さないといけません。よくあるのはその大学でしかできないことや体験できないことを志望動機に入れた方が良いというものですが、これを見つけるのは容易ではないです。だって、大学について調べるにしても限界がありますし、全ての大学なんか調べようがないですから。厳密に言えば、その大学にしかないことなんかそうあるものじゃないです。では、AO入試や公募推薦の志望動機はどう考えるか?ここが重要になるでしょう。
その大学や学部学科にしかないことにこだわりすぎない
例えば、明海大学という大学には不動産学部という珍しい学部があります。この不動産学部は全国探しても、そう他にあるものではないでしょうから、こういうのは上手く差別化がしやすいかもしれない。ただ、こういうところは他の受験生も狙ってくるので、他の受験生との志望動機での差別化がしづらいですけどね。つまり、学部学科などの学ぶ内容で差別化することは多くの受験生にとって無理でしょう。たいていの受験生はどこにでもありそうな学部を受けることになると思うので、学ぶ内容を込めてAO入試や公募推薦の志望動機を作ってもらっても良いですけど、難易度が高いと思います。まあ、学びたい姿勢を出すことは良いと思うので、そういう方向性で志望動機を作るというのは悪くはないとは思いますけど、志望動機の中身がしっかりしているか?というよりは、面接全体で面接官に与えられる印象の方が実は大事だったりすると思います。これは現実的な話として。つまり、志望動機も大事だけど、志望動機にこだわりすぎてもそんなに合格可能性が上がるか?というと、そうとも言い切れないのです。
というのも、自己推薦や公募推薦での面接で志望動機を話したとします。その志望動機は一見立派なものに見えます。しかし、必ずと言って良いほど面接官から質問がきます。その志望動機に対して。その質問に対してどのように答えられるか?が大事で、最初の志望動機は立派でも、その後の追加質問や追及に上手く答えられないと、面接官としても「あれ?これ作ってきた志望動機だな」と思われて、一気に印象はがた落ちです。そうなると、テクニックとしては追加質問が予想しやすくて、その質問に答えやすい志望動機を考えるっていうのも手なんです。どうせ、本音を志望動機にしないのならば、そういう方向性で志望動機を考えていくというのもありかな?とは思います。そういったことも考慮しながら、志望動機や面接対策を考えていかないといけないんですけど、AO入試や公募推薦でのなぜこの大学に入りたいのか?なぜその大学に入りたいのか?という志望理由は、2通りに考えると良いかもしれないです。というのも、大学に対する志望動機と学部学科に対する志望動機を2に分けて考えて、その2つを最終的に合体させるというものです。このやり方だと何で良いか?っていうと、特定の大学に入りたい志望動機を作ることができれば、その大学以外は嫌だということになりますよね。そして、その大学に学部学科はそれぞれ1つずつしかありません。ということは、例えば、文学部英米文学科は全国にいくつもあるけど、青山学院大学文学部英米文学科は1個しかないわけじゃないですか?つまり、青山学院大学に入りたい理由を最初に作って、その上でじゃあ何故文学部英米文学科なのか?を考えられれば、青山学院大学文学部英米文学科じゃないといけない理由が完成します。
AO入試や公募推薦での面接や書類選考での志望動機の考え方
大学名と学部学科名を一食丹に1度に考えようとすると、別の大学でも良いじゃん?っていう志望動機にしかならないが、大学別の志望動機と学部学科別の志望動機を作ることができれば、それはその大学学部学科じゃないといけない理由になるということなのです。だからこそ、例えば青山学院大学じゃないといけない理由、青山学院大学に入りたい理由と文学部英米文学科で学びたい理由をそれぞれ別々に考えれば良いということでしょう。文学部英米文学科で学び内容は別の大学でもあまり変わらないかもしれないが、文学部英米文学科で学びたいという志望動機があって、さらに青山学院大学でも学びたいという志望動機があれば、文学部英米文学科を志望する理由が、別の大学でも共通していても、他の大学でも達成可能なことであっても構わないわけです。だって、この場合には学部学科関係なく、青山学院大学じゃないといけない理由があるからです。つまり、このケースでは青山学院大学じゃないといけない理由があって、その青山学院大学の中でいくつかある学部のうち、どの学部が1番興味があるか?学びたいと思えるか?っていうと、自分の中では文学部英米文学科が1番良いと思ったから、その理由を話せれば良いということになるでしょう。それ自分の志望大学、志望学部でもやってほしいということです。
AO入試や公募推薦の志望動機の書き方というのは考え方は無数にありますが、大学と学部学科を一気に考えようとすると厳しい気がするので、分けて考えて2つを合わせると良い気がします。まず入りたい大学があると。公募推薦やAO入試でなぜその大学に入りたいのか?を考えて、その後にその入りたい大学の中で1番学びたい分野や領域は何か?を考えて、特定の学部学科に対する志望動機も別途考えると、2段階構成にすると、聞いている方もしっくりくると思います。公募推薦やAO入試の志望動機の考え方は本当に難しいと思うし、正解もないかと思いますが、AO入試や公募推薦の面接などの志望動機の考え方の1つのヒントとして参考になればと思います。しかし、すでに話したように、面接っていうのは、話している内容よりは話している様子やそこから受ける印象の方がよっぽど大事だったりしますから、面接慣れというか、面接の練習にもしっかり取り組んでいかないといけません。それ以外の選考に関しても同様ですね。AO入試や公募推薦ではなぜこの大学に入りたいのか?という志望理由は絶対に聞かれるので書き方を学びながら、考えていってください。AO入試や公募推薦では書類選考が貸されてそこで志望動機がいる場合もあるので、早めに考えておいた方が得策だと思います。
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