大学受験の予備校はどこがいい?選び方の基準やヒント
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大学受験を控えている受験生など、高校2年生以下の人たちもそうですけど、予備校に通いたいと考えている方も多いかもしれません。予備校に通うという選択肢は多くの生徒や浪人生がとっています。予備校に行かないで独学で受験勉強をして合格をしていく人も多くいますが、予備校に通った方がより合格可能性が上がることもありますから、予備校に通うという選択も賢明と言える場合があるのです。問題はどの予備校が良いのか?ということです。予備校はいくつかあるので、有名なところ、そうじゃないところがありますから、その中で何処が良いのか?を選んでいかないといけません。代々木ゼミナールが以前よりも規模を縮小してしまったので、選べるところが1つ減ったような感じもしますが、少子化の時代に即応できない予備校は淘汰される時代になってきたということです。どの予備校も受験生や高校生、浪人生を呼び込もうと必死ですからね。では、どういった基準で選べば良いのでしょうか?
予備校の授業の質は実際に受けてみないと分からない
予備校には勉強をしに行くので、授業の質の高いところ、講師陣のレベルの高いところが良いと思っている人もいるかもしれませんが、はっきり言って、これは事前に見分けるのは難しいです。入学する前の判断材料があるとすれば、体験授業、ネット上の口コミなどですが、体験授業は一部の授業しか受けられないし、自分が実際に教わる講師の授業を見られるとも限りません。口コミもどこまで信用できるか?は分かりません。だから、入って実際に受けてみないと分からないという部分は大きいです。後はネットとか、ホームページで模擬授業みたいなのを配信しているところがあれば、それも参考にはなりますが、それも一部なので、どこまで参考になるか?はちょっと何とも言えません。だから、予備校っていうのは、当たり外れはあるとは思いますが、実際に授業を本格的に受けてみて初めて分かる部分も大きいんですよ。
大手の予備校はそれだけ信頼が厚いといえる
予備校の中にも大手とそうじゃないところがありますよね。大手の予備校はどうして大手になれたのか?どうして生徒がたくさん集まったのか?を考えると、授業の質が高かったから、評判が良かったからという裏返しになると思います。そこが確保できていなければ、これだけ多くの生徒は来ないでしょうし、きても辞める可能性もあるし、評判も悪くなるので、どんどん生徒が着づらくなります。今も昔もお手だったところ、ずっと大手を維持しているところはそれだけ多くの人にとって満足の行く授業だったということかもしれないのです。もちろん、全員がそうだというわけではありませんが、確率から言ったらより高いとは言えるとは思います。そうなると、ハズレを引く可能性が、大手の場合はそれ以外の予備校よりも少ないと言えるかもしれないのです。これは客観的に見てね。また、大手の予備校というと、代ゼミが壊滅の危機になって模試もやらなくなってしまったみたいですから、河合塾と駿台予備校しかほぼないです。あとは最近延びてきている東進ハイスクールですか。
全国模試が無料で受けられる予備校はお得
代ゼミが全国模試をやらなくなってしまったので、後は河合塾と駿台くらいしか著名な模試はないと思うのですが、これらの予備校に入ると模試が無料で受けられるはずです。どういう模試が無料になるか?は入会したコースとかによると思うのですが、そこは事前にチェックしておいてください。ただ、親御さんからしたら模試もお金がかかりますから、それが毎回タダになったら、家計は少し楽になります。模試は11回あたり3000円、4000円くらいすると思いますし、本気の受験生は1年間で10回くらい受けますよ。だから、結構お金がかかります。その費用が少しでも浮くというのは大きいですね。模試をやっているのは有名予備校だけですから、授業の水準もある程度確保されていて、模試もお金がかからないで受けられるとなれば、やはりメリットはとても大きいと思います。そういった部分も予備校選びの1つの基準になるかと思います。
予備校に通うのは一部の科目でも良い
私立大学の受験を考えている人でも、別に3科目全部通う必要ないです。得意科目は通わなくても良いです。通った結果、さらに伸びるという可能性もあるわけですが、受験の鉄則としては苦手科目をいかに底上げするか?なので、得意科目はある程度の時間に抑えておいて苦手科目に時間を使いましょう。これは私の体験によるアドバイスでもあります。苦手科目が意外と足を引っ張るんです。だから、得意科目は独学で、苦手科目だけ予備校に通うというのでもOKですし、そちらの方が時間が効率的に使えます。予備校に通うと、どうしても時間がとられます。授業を聞いて復習する時間がかかりますし、往復の時間もかかりますから、独学で問題ない科目は独学でやった方が時間は節約できます。あと、これは文系で日本史をとっている人におすすめしたいのは、河合塾に石川晶康という行講師がいます。主に首都圏の校舎で教えているみたいだけど。私は受験生時代にこの人の参考書を使っていました。「石川日本史B講義の実況中継」というものです。これは割と分厚い図鑑みたいな参考書で、1から5巻まであります。これが当時から受験生に評判で、私も使ってみたら大当たりでした。偏差値が70以上になりました。そのため、私は日本史は予備校で授業を受ける必要はありませんでしたが、この参考書は「実況中継」とついているように、予備校での授業をそのまま文章にした参考書なんですね。つまり、この参考書がこれで質が高いということは、予備校の授業もかなりのものなんだろうなと想像できます。どこまで参考になるか?は分からないものの、石川先生の評判は結構高いです。日本史のカリスマ講師と言われていますから。だから、私の体験談なので、日本史のことしか言えませんが、日本史をとっていて、苦手で予備校に通うべきか?悩んでいるのでれば、この参考書を買うか?河合塾に通って石川先生の授業を受けるか?のどちらかの選択肢をとると、偏差値が一気に伸びる可能性があります。もちろん、予備校に通うだけ、参考書をただ読むだけではダメです。ちゃんと勉強する気を見せて、覚えていくぞ!という気持ちを持たないと偏差値も上がりません。ただ、参考書自体はかなり分かりやすく、面白いので、予備校の授業もそんなもんじゃないかな?と思います。日本史が苦手な方、成績を挙げたい方は参考にしてもらえればと思います。だいたい苦手科目は英語とかに偏りそうな気はしますけどね。
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