労働基準監督官の難易度や倍率は？筆記のボーダーラインや足きりの基準点は何割？

公開日： 2018/03/10 : 公務員という働き方

労働基準監督官という採用試験は非常に難しいです。なぜならば、国家公務員だからです。国家公務員の採用試験は全体的に筆記試験重視で、どの試験種も難易度が高いのですが、労働基準監督官は特に難易度が高いです。筆記試験の話になりますけど、労働基準監督官の筆記試験の問題は本当に難しいです。レベルも高いですし、試験科目がちょっと特殊というのもあります。労働基準監督官の試験科目は教養試験に関しては他の国家公務員と同じ感じです。数的処理とか文章理解などの知能分野が多く、知識分野が少ないので、点数を稼ぐのが難しいとなっています。そして、専門試験の試験科目がちょっと特殊です。労働基準監督官じゃないと出ない科目もありますし、労働基準監督官に受かるにはそういった科目をきちんと勉強していかないといけないので、そこはやはり大変と言えます。労働基準監督官の試験科目なども紹介していきますが、一次試験に受からないと始まらないので、対策をしていく人はどの科目にどれだけの時間を費やすか？という計画なども考えていくと良いと思います。労働基準監督官の難易度はかなり高いので、そこは頭に入れて対策をしっかりやっていきましょう。

労働基準監督官の一次試験の試験科目は？

ここでは労働基準監督官のAの方に関して書いていきます。Aは文系科目となっており、Bは主に理系科目です。Aの方が受験者がかなり多いと思いますが、必ずしも倍率はAの方が高いとは限りません。労働基準監督官の一次試験の科目は教養試験が数的処理１４題（数的推理５題、判断推理８題、資料解釈３題）、文章理解１３題、自然科学、人文科学、社会科学、時事など１３題となっています。ちたがって、暗記科目系の知識分野の出題がかなり少ないのです。数的処理と文章理解でどれだけ点数をとることができるか？が重要になります。専門試験に関しては労働法が７題、労働事情が５題、そして憲法、民法、行政法、刑法が合計１６題、経済学、労働経済、社会保障、社会学が合計２０題となっており、この３６題から２８題を選択して回答します。つまり、労働関係の科目以外にも法律科目などを中心に勉強をしておかないといけないのです。労働法はともかく、労働事情はここしか出ない可能性があります。そういう意味では、労働基準監督官の採用試験の難易度は高いです。労働基準監督官筆記試験の難易度に関しては科目が特殊で、勉強が大変というのがあると思います。専門記述は労働法１題、労働事情１題となっており、両方とも回答しないといけません。専門記述というのも労働基準監督官に受かるためには重要な科目になります。

あとは筆記試験の配点に関してですけど、教養試験が2/7、専門試験が3/7、専門記述が2/7となっており、全体的にはバランスが良いのですが、専門試験が特に配点が高いので、ここをなんとか頑張っていってほしいと思います。労働基準監督官に受かるには筆記試験の配点を理解しておかないといけませんが、やはり専門試験の配点が高いです。これは国家公務員の試験はどこも共通と言えるでしょう。どの試験もそれなりに勉強しないといけないので大変だとは思いますけど、労働基準監督官の筆記試験に関してはカバーしないといけない科目に関してはやはり労働事情が重要です。労働基準監督官しかまず出ない科目で、これは専門試験と専門記述で出ます。労働基準監督官を受けるにあたって、労働事情を捨てるというのは厳しいです。出題数も多いですし。労働法は他の試験種でも出ますから、それなりにやっている人は多いと思いますけど、労働基準監督官での労働事情をどのように勉強していくか？というのは１つポイントになりそうです。労働基準監督官では労働事情を捨てると厳しいので、労働事情ば捨てることはしないで択一、専門記述ともに対策をしていきましょう。そして、労働基準監督官の筆記試験の倍率はどうなっているのか？という点も知っておいた方が良いです。労働基準監督官の筆記試験の倍率に関してはその年によってか変わるということを知っておかないといけませんが、毎年同じくらいの数字になっているのではないか？と思います。

労働基準監督官の筆記試験の倍率はどれくらい？

労働基準監督官の倍率に関してはそれなりに高いですが、高すぎる感じはしないので、他と同じくらいではないか？と思います。労働基準監督官の一次試験の倍率は３～４倍くらいと思っておけば良いでしょう。それなりの数字ではありますけど、普通の倍率という感じではないか？と思います。労働基準監督官の筆記試験の倍率は毎年そこまでは変化しないと思います。だから、毎年こういった感じの倍率が続くのではないか？と思います。筆記試験でそれなりの人数が落ちるので、労働基準監督官の筆記試験の難易度は高いです。教養試験、専門試験、専門記述のいずれにおいても高い点数をとって、一次試験をクリアしていかないといけないと言えるでしょう。そのためには労働基準監督官の一次試験のボーダーラインが重要になります。労働基準監督官の筆記試験のボーダーラインが何割か？というのが重要です。労働基準監督官の一次試験のボーダーラインは傾斜配点があるので、なかなか正確な数字は出せませんが６０～６５％くらいをとれればとりあえず問題ないのではないか？と思われます。５０点台でも受かっている人がいるようなのですが、これは素点だと思います。傾斜配点は考慮しないで、正解数を単純に点数にした場合のもので、それで専門試験の正解数がより多い場合には５０点台でも受かる可能性があるということなのです。教養試験と専門試験の択一試験のボーダーラインが何割か？に関しては、それぞれの科目の正解数にもよるので、一概には言えませんけど、６割以上あれば、可能性が割と出てくるということで、５割台でも受かることはあるということだと思います。

労働基準監督官の筆記試験のボーダーラインは？

ただ、労働基準監督官では教養試験と専門試験には基準点があるようで、足きりのとなってしまう点数があります。それが３割とされているようなので、これを下回ると他の試験がもう採点されないので、基準点は上回れるようにしてほしいと思います。労働基準監督官の筆記試験のボーダーラインが何割か？というのも重要ですが、基準点を超えないといけないので、弱点を作らないようにしてほしいです。ちなみに労働基準監督官の基準点は専門記述にもあるみたいですけど、専門記述は受験生も自分の点数がよく分からないと思うので、基準点を知ってもあまり意味がないのかもしれませんが、６０点未満は足きりになるみたいです。したがって、労働基準監督官では筆記試験の足きりを超えて、基準点よりも高い点数をとっていかないといけないと言えます。労働基準監督官の筆記試験のボーダーラインが何割か？も重要ですけど、基準点が何割か？というのも知っておきましょう。労働基準監督官の筆記試験の科目や配点もそうですし、ボーダーラインもそうです。あとは倍率などの情報から、労働基準監督官の筆記試験の難易度を掴んで、なんとか受かるように対策をしていってほしいと思います。