給食を残すな、残させない圧力は虐待!残してもいい文化が必要

公開日: : 大学生活や日本の教育問題

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学校でよく出されている給食については、いろいろな問題を呼び起こすこともあります。給食が出ない小中学校もあり、そういったところは、親から不満が出ることもあるのです。それは当然忙しい生活を送っている人にとって、給食が出てくれたほうがありがたいというのはあるでしょう。弁当を作らなくて済むわけですから。コンビニ弁当とかを買っていくということもできるが、それは学校が許さなかったりするんだろうか?親としては給食を出してくれた方が楽をできるという意味では、好都合だが、給食を食べさせられる子供、児童や生徒にとっては、給食は必ずしも嬉しいものとは限らないのです。給食が好きで、残さず食べている子も普通にいるだろうが、嫌いな子もいますからね。特にメニューを選べないので、給食で嫌いなメニューが出たときに、残してはいけないとか、残さず食べないといけないという問題が以前から問題視されてきました。私も子供の頃に給食は正直嫌でした。好きなメニューの日もあったが、嫌いなメニューの日はとことん食べたくなかったので、はっきり言って今思うと、コンビ二弁当の方が全然美味しいという日も少なくなかった。

 

給食を残すのはいけないのか?

給食を残すのはいけないのか?という問題も1つ残っているでしょう。小学生や中学生が当てはまると思うが、彼らは給食であれば、食べるものを選べない。悪いけど、私は大人になった今でも嫌いなものは残すからね。例えば、寿司のパックを買ってきたとして、その中に嫌いなネタが入っているとしたら誰かにあげる。あげる相手がいない場合には残します。どうしても嫌いなものがあるし、それは寿司のネタだけじゃない。他にもたくさん例があるでしょう。残したらもったいないとか言う人もいるけど、そもそも嫌いなものを無理矢理食べたらもったいなくないという意味が分からないのです。もったいないって言うのは、食べ物の役割を果たせていない場合のことを言うと思うのです。だから、食べないで残すのも、捨てるのは確かにもったいないと思うが、嫌いなものを無理矢理食べるのだって、その人にとってみれば、その嫌いなものを食べる必要性がないわけだから、食べても満足度は上がらないわけ。食べ物はお腹を満たすために存在するわけだから、例えば、お腹一杯という人が食べ物を残していて、それは確かにもったいないかもしれないが、そのお腹一杯の人が、その残った食べ物を仮に食べたとしても、すでにお腹一杯の状態の人にとって、食べ物は必要としていないわけだから、それを胃の中に入れても満腹度は変わらないし、むしろ苦痛さえ味わっているのではないか?つまり、必要としていない人が食べ物を食べても、残しても、捨てても、もったいない状態は変わらない。

 

同様に、その食べ物いらないよ!オレ嫌いなんだよ!という人にとっても、その食べ物は必要としていないわけだから、必要としていない人に無理矢理食べさせることは、やはりもったいないだろう。それなら必要としている人にあげれば良い。これが食べ物をもったいなくさせる方法になるでしょう。つまり、教師がやっているのか?知らないが、給食を無理矢理食べさせることに意味があるとは思えない。結局、大名になれば、好き嫌いによって食べるもの、食べないものを選別するのだから、子供がそれをやって何が悪いのか?となる。子供の頃に好き嫌いをすると、成長できないとか、そういう理由もあるかもしれないが、苦痛を味わいながらじゃないと成長できないというならば、それは給食自体が悪いとなる。せめて、バイキング形式にして、栄養面に配慮しながらも嫌いなものを避けられるようにする(これは実際に小学校で導入例がある)とか、お弁当にするとか、いくらでも方法はあるはずだ。子供が成長するために栄養はきちんと摂らないといけないという理屈は分かるとしても、それが給食に依らないといけない理由はないでしょう。私は給食が嫌いでしたし、今でも嫌いです。正直コンビニ弁当の方が良いです。だから、給食で嫌いなメニューが食べられない、残したい子の気持ちはよく分かるし、給食を残すな!と言う教師や教育者に対して虐待じゃないのか?という声もあるが、それも頷けなくはない。給食は残さず食べるのは間違っている。食べ物を残さず全部食べて欲しいならば、少なくとも食べやすい品を用意すべきだ。

 

残さず食べてほしいなら給食はやめるべきだ

残さず食べてほしいという思いがあるおするならば、それはちゃんと必要な栄養を摂るためということと食べ物を粗末にしてはいけないおいう2つの思いがあるでしょう。栄養面に関しては、先ほど言ったようにバイキング形式してもOKだし、親が作る弁当でも達成可能でしょう。また、食べ物を粗末にしてはいけないというけど、嫌いなものをあえて作っている側が言うことだろうか?給食って言うのは、全員に同じメニューを作るわけですよ。いちいち児童や生徒1人1人に合わせて作っている余裕はないから。でも、好みがそれぞれ違うわけだから、当然そんな一律なやり方をしていたら、嫌いなメニューにぶち当たる生徒や児童も大勢いるはず。そうであれば、彼らにとって残したくなるほどのメニューだって存在するはず。そして、食べ物を粗末にするとか言うけど、先ほど説明したように、彼らはそもそもキラメニューであれば食べたくない!いらない!必要ない!という意思表示をしているのだから、そういうそもそも拒否している人間に無理矢理食べさせることが、食べ物を粗末にしていないとは言えないわけ。必要な人間が食べるからこそ、食べ物は食べ物の役割を果たせているわけだが、いらない!って言っている人間に無理矢理食べさせることは、必要じゃない人間に食べさせているのだから、これだって結局もったいないじゃん!とにかく胃の中に収めれば、もったいない状態が解消されると、何か勘違いしている大人もいるみたいだが、教育者ならばそのあたりのことも是非考えてほしい。

 

そうであれば、どう考えても特定の生徒や児童にとって嫌いなメニューが存在し、それを食べることが苦痛に感じてしまうのが給食なわけだから、じゃあ給食をやめて、別の方法にすれば、完全に残す生徒や児童は激減するんじゃないの?残さず食べさせることを是とするならば、少なくとも食べる本人がそれをやりやすい状況を作ってあげるべきだろう。親が弁当を作る、バイキング形式にする、コンビニ弁当など子供が好きなものを買ってくる。どれでも良いと思うが、嫌いなものを食べる苦痛は相当です。また、嫌いなものを残してもお腹が空くわけだから、こっちも苦痛だ。当たり前になっている給食って、一定割合で子供を苦痛に晒しているわけだが、私は教育上のことを考えるならば、この給食のあり方は見直されるべきだと思う。私が子供の頃に戻っても、正直給食は食べたくない。好きなメニューの日は良いが、そうじゃない日は本当に嫌だ。現実的に好きなメニューの日の方が少ないわけだから、たいていは苦痛を感じながら食べている。特に私は牛乳が嫌いなので、それがほぼ毎日出る給食は、本当に地獄でした。本当に食べるもの、飲むものを選べないっていうのは、勘弁して欲しいです。本当にこういう教育のあり方が虐待だと思っています。牛乳は中学校卒業以来1回も飲んでいないと思う。それくらいに嫌いなので、給食は残さず食べさせる文化や残すなという圧力は廃れてほしいと思います。給食を残させない教師とか、未だにいるのか?どうかは分からないが、私のときには少なくともいたし、教育者として本当に不適格だと思っている。給食のような一律な食事を無理矢理食べさせる学校側もどうかと思うがね。

 

給食を残すな!という圧力をかけてきた教師や学校を未だに恨んでいる

給食を残す理由は、単純にメニューが嫌いなだけおは限らないかもしれない。食べるのが遅い子もいるし、時間内に食べ終わる子だけじゃない。だから、仕方なく残す。量が多くて残すという場合もある。以前は給食の時間が終わってもその子だけ引き続き食べないといけないみたいな、晒しクビみたいなやり方もあったみたい。いまだにあるのかな?これも虐待と言わざるを得ないと思うがね。私のいた小学校では、食べる前に量が多い子は減らしてから食べることも可能だったから、そういう面ではまだ評価できるところもあった。給食を残すな!という圧力の中で育った子供は、私みたいに将来的に給食や当時の教師、学校を恨むことになるので、給食は残してもいい。という文化は育むか?給食みたいな一律に食事を施す制度をやめるか?どちらかは必要でしょう。給食を残させない教師はいまだに一部いるんだろうが、子供は心の中でどう思っているのでしょうか?彼らが大人に成長したら、その教師に対してどういう感情を抱くのでしょうか?今のうちに考えてみた方が良いかもしれません。

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