学校の勉強は将来の役に立たない←多分、間違っていない

公開日: : 最終更新日:2018/01/30 大学生活や日本の教育問題

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「学校での勉強は役に立たない」と言われる。当たり前だ。何を馬鹿げたことを言ってるんだ。としか言いようがない。自分から勉強するものを選んでいるのではなく、勝手に国が選んだものを勉強させられているんだから、役に立たないケースが多くて当たり前と言えると思う。学校で習うような国語算数理科社会を学んだところで、それが後の人生で生きたとか、役に立ったという実感を持った人は少ないと思います。それが「役に立たない」と思える所以なんでしょう。どれが役に立つ、役に立たないか?というのは人それぞれです。将来就く職業や興味を持つ分野によっては99%の人が役に立たないと思っていることが結果的に役に立つこともある。ただ、これは結果論であって、役に立ったのはたまたまともいえる。役に立たないケースの方が圧倒的なのは言うまでもないと思うが、じゃあ何でこんなことを学ばせているのか?

 

「役に立たせられていない」というわけの分からない理屈

学校の勉強は役に立たないということへの反論として、「役に立たせられていないだけ」という反論が返ってくることもある。ただ、これは反論になってないだろう。まるで学校で習った勉強を役に立たせられない方が悪いみたいだ。役に立たせられない方が悪いならば、将来の進路は学校で習った勉強を生かせるものにしろということか?職業選択の自由が大分ゆがんでしまうな。職業だけに囚われないけど、将来自分が何かしらかかわるシーンや興味を持つ分野は学校で勉強した範囲のものにしろということでしょうね。なんという酷い論理なんでしょうか?学校に生き方を固定されてしまうということですよね。こんな暴論が通るんですか?だいたい、学校で「宇宙」について習いますよ。で、大人になって「宇宙について習ったけど、全然役に立たないんですけど?」と言ったら、「宇宙に行かないお前が悪い」と言っているようなものですが、これは正しいのでしょうか?役に立たせられない方が悪いというのならば、当然こういうことでしょうね。

 

実際、自分が学べる内容をある程度選べるのは大学が最初になる。小学校、中学校、高校はそこで学ぶ内容は学校側が決めるというか、国が決めている。国が指導要領を策定し、それに沿ってどこの学校でも基本的に授業が行われています。大学も無制限に選べるわけじゃないが、学ぶ内容で大学も学部も選べる。大学だけじゃないな。専門学校はもっとそうでしょう。もっとピンポイントで学ぶ内容を決められる。それは将来の仕事にある程度直結するような形で。小学校から高校までの勉強は私はほとんど意味がないと思っているが、そこでの生活が全く役に立たないとは思わない。教育という形で行われるのは、いわゆる勉強だけではない。集団生活の大切さなどは学校に通わないと身に付けるのが難しい。そこには意味があるとは思うが、いわゆる勉強の方は何の意味があるのだろうか?勉強をしないと、良い学歴が手に入らない。学歴がないと社会から評価されない。という流れは確かにまだあると思う。ただ、元を辿れば、学歴というのは、当然会社とかでも基本的に役立たない知識を多く積んできた人を評価しているということになるが、そういう人を評価する社会になんか合理性があるのか?とも思えてくる。ある意味勉強というのは誰にとっても嫌なことです。だから、その嫌な勉強をたくさんやってきた人、つまり嫌な仕事も頑張ってやってくれる社畜を養成するために勉強はもってこい!で、それを頑張った人は社畜としての才能がある。だから評価する。というのならば、まだ理屈としては分からなくはない。

 

勉強しないと思考力が身につかない?

勉強する意味として、思考力が身につかないから。という意見もあるようです。「学校の勉強は必要なのか?役に立ったためしが無いという人、子どもに聞かれて答えられなかった人へ」のブログではそのことについて書かれています。

学校の勉強、「国語」「算数」「理科」「社会」を学ぶ最大の理由は思考力を高めることであると考えます。
勉強のできる人と出来ない人の差は「思考力」の差です。
思考力とは考える力であり主に「推理力」、「判断力」、「創造力」等があります。※「思考力」

思考力は主に「算数」や「理科」等理系科目で養われると思いがちですが「国語」や「歴史」等俗に暗記系科目と呼ばれる教科でも大きく養われます。
しかし現代の一般的な「国語」や「歴史」の授業では暗記するしかないというような授業が行われています。そのため学校の勉強は非常につまらない物になってしまっています。

「思考力」は学校の勉強以外にも応用が利きます。AとBの類似要素を取り出す抽象化思考が長けていれば算数の問題が解けるだけでなく、売れ方の法則性を発見したりとありとあらゆるシーンで役立ちます。※抽象化思考
勉強の出来ない人程「学校の勉強は役に立たない」と言います。それは学校の勉強で最も大事な「思考力」が身についていない、または身についたということを知らないためです。

 

まず、大前提としてね、学校の勉強で思考力がどう磨かれるのか?そして、思考力が身についたか?どうかってどうやって判断するのか?という問題があります。この2つが証明されないと、そもそもこの理屈は成り立たない。実際、この人は学校の勉強が役に立たないという人は、思考力が見についていないから。とだけ最後に論じていますが、思考力があるとそういう結論には至らないということを言いたいのかもしれないが、それはどうしてそう言えるのか?思考力っていうのはほとんど結論部分ではなくて、過程の部分だと思います。つまり、結論がどうであろうと学校の勉強が役に立たないという結論に至るまでには結局思考はしている。学校の勉強が役に立つと言う人も同じです。同様に思考している。結論がただ違うだけ。別にどっちが正しいと言うことを決めるつもりはないが、自分の信念や経験や出会った根拠から最終的にどちらかの結論を導き出すというだけの話です。思考力は学校の勉強で身につく根拠も分からないが、仮に身につくとしても、別に国語算数理科社会でそれを身に付けさせないといけない理由はない。別の事柄を利用して勉強して、身に付けさせたって良いじゃないか。実際は、思考力が身についたか?どうかってのは外見で判断できない。本来は思考ができていれば思考力があるといって良いと思うのだが、この人はある偏った結論にたどり着かないと、思考力が無いと判断すべきと言っているみたい。この時点で、この人には私から見たら思考力は不完全だと思うのだが。結論がどっちであろうと、持てる根拠を例示して、一応筋が通っている論理は思考力として十分だと思うが。で、振り出しに戻るけど、その思考力を身に付けて、なんの役に立つのでしょうか?

 

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