選挙の投票率低下って、何が問題なの?対策は必要なの?
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最終更新日:2016/01/21
その他の話題
安倍晋三内閣が衆議院の解散を視野に入れているみたいです。年内にも総選挙が実施されるとの見通しみたいです。わずか2年余りでも解散に野党からも批判は多く出ていますけど、わが国の選挙は、ここ数年で投票率が低下傾向にある。衆議院、参議院、そして都知事選などは一貫して投票率はやや低下の一途を辿っている。その原因は主に若者世代、20代、30代の投票率の低下でしょう。この世代では投票率が3割台という選挙も中にはあり、深刻というべきなのか?は分からないものの、高齢者の投票率と比べると、かなり差が出ていると言って良いと思います。さて、日本では選挙の話題になると、毎度というほど「投票率」の話題になります。投票率が低い!上げるにはどうすれば良いんだ!といった話は尽きることはないでしょう。それだけ国民の多くが投票率を気にしているのです。でも、私からすれば、何でそんなに投票率は重要なんだろうか?投票率が低いと何が問題なんでしょうか?それを納得いくように説明できますか?
投票率が低いと、それだけ民意が反映されない
選挙に行って投票という意思表示を示す人が少ないと、確かにそう感じる人も少ないのかもしれないけど、私は投票に行って、誰に投票するか?どの政党に投票するか?または白紙で投票するか?だけが民意ではないと思う。選挙に行かないで投票率を上げるというのも、1つの民意だと思う。実際、投票に行かない人が増えると、投票率が下がります。そして、メディアやネットを中心にして、「何でこんなに投票率が低いんだ!?オマエラさっさと選挙行け!」といような文句が飛んでくることは見慣れた光景です。つまり、選挙に行かないという選択肢が多くの国民に影響を与えているのです。影響を与えている以上、投票に行かないという人たちの意図は正確には図れないものの、一種の意思表示と見ることはできるでしょう。これも立派な民意の反映だと思うんですね。
投票率が低いと、組織票が有利になる
これは多分、事実としては会ってると思います。要は組織票っていうのは、どんな選挙でも一定した得票数が毎回期待できるものですから、ある選挙の総投票数が少なくなれば、なるほど毎回変わらない数を確実に得られる組織票を持った候補者は有利です。ただ、組織票を持った候補者が有利になるのは何が問題なんでしょうか?それが問題になるのは、その候補者を支持していない人たちですよね。少なくとも、その候補者を支持している人たちにとっては、それは問題点どころか、有利な点になります。これを問題点として捉えるのは相対的であって、組織票自体はそもそもルール違反ではなく、単なる戦略の1つに過ぎない。組織票が有利になるから困るというのは、組織票を使えない候補者を支持している人たちの嘆きにしかならないと思うのです。これを選挙全体の問題点をとして捉えるのはおかしいのではないか?と思います。
国全体を平等に良くする選挙結果や政治はありえない
結局、選挙における投票率が低いことによる恩恵を受ける人たちとそうじゃない人たちがいる。それは投票率が高くなっても同じ。そして、政治についていえば、誰にとっても望ましい政治なんてものは存在しない。あくまでも相対的でしかない。自民党が良いと言う人もいれば、民主党が良いと言う人もいるし、共産党が良いと思っている人もいる。政治家や政党自身もそれぞれ自分たちが正しいと思っているわけですからね。政治のあり方にそれぞれの理想はあっても、正解はないわけですから、これが相対的でしかないということです。だからこそ、日本には複数の政党があるのでしょう。それぞれの政党が望ましいの日本の姿、望ましい政治のあり方を掲げて、他の政党と争っています。もし誰にとっても共通の1つの良い政治が存在するのであれば、それだけ目指せば良いだけであって、政党は1個で良いし、中国みたいに独裁で良いのかもしれない。でも、日本はそうなっていないし、日本国民は中国の政治形態を決して是とはしないでしょう。やっぱり資本主義社会なのだから、政党も選挙を通じて競争すべき。というのが多くの人の頭の中にあると思います。
国民1人1にに支持する候補者、支持する政党、望ましいと思う政治のあり方は十人十色のはずです。だから、先ほど出した組織票がのさばればそれで恩恵を受ける人もいるし、組織票のせいで不利を受ける人だっている。1つの政治があれば、それがプラスに働く人もいれば、マイナスに働く人もいる。それと同じで、高い投票率、低い投票率にかかわらず、それぞれにおいて、その投票率がプラスに作用する人々、マイナスに作用する人々が存在する。だから、投票率の低下を嘆いているような人は、別に日本のためにそう言っているのではなく、単純にその低い投票率が自分にとってマイナスでしかないから。でしょう。選挙が近くなると、ネットでTwitterやブログなどで「選挙に行こう!」と語り続ける人、または選挙に行かない人を批判したり、叩く人がいますけど、あれも要は組織票が有利になると、組織票に頼れない候補者を支持している自分たちが不利になるから、あなたたち選挙に行って、私たちが支持している候補者を当選させて!と言っているようなものに感じます。逆にその低い投票率がプラスに作用するような人は、それに何らの不満も無いし、文句も言わないのではないでしょうか?投票率が上がれば日本が良くなるとか、下がると日本はダメになるとか、そんな一概に語れるものじゃないと思う。政治って、そんな単純なものじゃないと思うから。
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