センター試験の過去問をやる時期はいつから?どれがいい?何年分、何周すべき?やりまくるのが良い?
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最終更新日:2017/10/02
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センター試験の過去問を解いて、本番に備える受験生も多いですよね。センター試験の1番の対策は過去問を解くことではないでしょうか?ある程度傾向を掴むことが大切ですから、過去問題集を買ってきてやるというのが1番だとは思います。センター試験の過去問はどれがいいのか?というのも悩むかもしれません。いろいろな過去問がありますから。そして、センターの過去問はいつからやれば良いのか?または何年分やれば良いのか?は悩むかもしれませんね。センター試験にどれだけの力を入れようとしているか?にもよりますが、私立大学志望の人はセンターの重要性はそこまでじゃない。だから、やる時期は少なからず遅くなるかもしれません。一方、国公立大学を受ける人は、それなりに重要ということになります。だから、自ずとセンター試験の過去問をやる時期はいつからか?というと、早くなるでしょう。私は私立大学しか受けていないので、国公立大学志望の人の事情はそこまで詳しくないですが、私立大学志望としてセンター試験も受けましたし、センター試験の勉強もしました。その時の体験記を載せたいと思います。センター試験はどの受験生にとっても、最初の入試になると思いますから、しっかりと準備をして本番に臨んでほしいと思います。やはりそこでいい結果が出せれば、その後も自信を持って、試験に挑戦できますから。国公立大学志望の人は、センターの出来が重要ですし、私立大学志望の人はここで滑り止めやある程度行きたい大学の合格が掴み取れる可能性もあります。そういった状況を実現するために、センター試験の過去問はいつから始めるのが良いのか?何年分やれば良いのか?何周すれば良いのか?などについて、考えを書いていきたいと思います。
私立大学志望であれば、数年分で良いのではないか?
私立大学を目指している受験生にとっては、本番はあくまでも2月の一般入試になるでしょう。これが1番合格可能性が望める試験ですから。ただ、その前のセンター試験を受ける理由としては、ここでも本命の大学を受けたいと思っているか、滑り止めなどを取るために受けたいと思っているか?の2つかな?本命の大学がどこか?にもよりますが、マーチ以上の大学をセンター利用で受かろうと考えたら、85%から90%近くいる場合も多いため、相当対策を練らないといけないでしょう。センターだけの対策というよりは、そもそもの基礎学力の向上というか、一般入試に向けた通常の受験勉強をやった方が良いです。センター対策をやるよりも、むしろ通常の受験勉強で偏差値を上げていく勉強に徹した方が良いと思います。すでにセンター利用で8割から9割くらいとれそうという受験生を除いて。現実的にマーチ以上のセンター利用で狙うのは、早慶上智レベルが模試で最低C判定以上出ているような人たち。たまたまじゃなくて常時C判定以上出ている人たちくらいでしょう。ニッコマくらいまでならセンター利用でも十分合格を出せる可能性はありますが、マーチ以上になると難易度はかなり上がりますから、現実的じゃないのかな?と思います。だから、センター試験の過去問をやりまくる必要性はそこまではないが、本命の大学がセンター試験で受かる可能性があると思える人は、過去問をやりまくるのはありですね。本命が日東駒専のような人は、本番で7割以上摂れれば可能性はあります。大学学部によっては8割くらい必要なケースもありますが、日東駒専ならばセンター利用で受かる人は結構いるんじゃないですかね?でも、そういう人は日東駒専で満足しないでMARCH以上を狙う人が多いかもしれませんが。でも、MARCHとかでもセンター試験がかなり得意な人は8~9割くらい常時取れている人もいる可能性もあります。そういう人は早慶以上や国公立大学が第1志望の人が多いかもしれませんけど、仮にMARCHが第1志望ならば、同じくセンター試験の過去問をやりまくる意味はあります。自分の第1志望の大学がセンター試験で受かる自信があるならば、センター試験の過去問は何年分やれば良いのか?というと、ある程度はやっても良いと思いますけど、あまりに古くなると今と出題傾向がまるで違う可能性があるので、やりまくるときには何年分もやるのではなくて、何周もするという方が良いかもしれません。あまりに古い問題でも、今と同じ問題の部分があれば、そこはやっても良いと思いますけど、明らかに違うような問題であれば、やらなくても良いかもしれません。
だから、センター試験の過去問をやりまくるときには基本的には何年分もやるのではなくて、何周もやるという方が良い。ただ、古い過去問の中でも今と形式がほぼ同じような問題はやって良いと思うのです。何周もやるというと、答えを覚えているという人もいるかもしれませんけど、それで良いです。何点とれるか?よりも、出題されている問題をきちんと理解して解けるか?どうかが重要なのです。だから、答えを覚えていても、どうやって解くのか?というプロセスを理解して答えにたどり着いたならば、それは良いことですし、そういったことを全ての問題に対して意識をして解いていければいいということになります。センター試験は英語とかは過去の傾向と同じような問題が出やすいので、同じ問題を全てできるようにするために何周もすることには意味があるのです。センター試験の過去問は何周すれば良いのか?については微妙ですが、1つの年度を3周くらいはやれれば理想でしょう。複数の科目を複数年度やっていかないといけないので、同じ科目の同じ年度の過去問を何周もやるのは時間的に大変かもしれませんが、できるだけやってみてほしいと思います。ただ、私立大学しか受けない人で、センター試験で本命を狙う人以外は、そこまでやらなくて良いと思います。センター試験の過去問をやりまくる必要があるのは、国公立大学志望の人と私立大学しか受けない人の中でもセンターで本命を狙う人だけで良いと思います。だから、私立大学しか受けない人でセンター試験で本命を狙わない人はセンター試験の過去問は直近5年分くらいを1週ずつくらいやれば良いかもしれませんね。もっと多くやっても良いのですが、やはり2月の一般入試の対策の方が重要ですから。
滑り止めを狙う場合も過去問は数年分で良いと思う
センター利用で滑り止め確保を狙う場合にも、同様に過去問は数年分で良いと思います。それはセンター試験の過去問を何年分もやったからといって、私はそこまで点数が伸びるとはあまり思えないのです。本番の点数を伸ばすのに必要なのは、結局は普段の学力だと思う。過去問を何年もやって、伸びる点数っていうのは、そこまで大きくない可能性がある。慣れによって点数が伸びることはありますが、慣れるだけならば何年分もやらなくても良い気がしますし、数年分やりさえすれば、ほとんどそれ以上やってもそんなに変わらないと思います。5年分やったときと10年分やった時で点数が大きく変わるか?というと、そんなに変わらないと思います。あまり古いと、出題傾向が今と結構違うということも考えられますから。つまり、普段の模試の偏差値を上げるような勉強をしていくことが、センター試験の成績を上げることにもつながり、一般入試の結果を良くすることにもつながると思うのです。滑り止めは、自分の偏差値からいって、結構下のところを中心に受けるので、段階的にいくつかのレベルの大学を出願するのであれば、どこかしらは受かると思います。確率的にはね。何個出すのか?どれだけ下のレベルの大学を受けるのか?にもよりますが。センター利用の場合は、同じような偏差値の大学、学部でも、ボーダーが違うことがありますから、同じような偏差値の大学であっても、1個出すより、2個出した方が、2個出すより、3個出す方が、といったように、複数の大学に出願しておいた方がそれだけ1個でも受かる確率が高まります。現実的にはお金の問題もあるので、そんなに多くは出せないでしょうけど、滑り止めといえども、4つくらは出しておいた方が安心感があるでしょうし、ちゃんと受ける大学のレベルを間違えなければどこかは受かると思います。ただし、ボーダーラインが少しずつ違う大学学部を複数受けることが必要ですが。滑り止めの場合にはセンター試験の過去問は何年分もやらなくても良いかな?5年分くらいやれば良い気がします。同じ年の問題を何周もやる必要はないのではないか?と思います。そこまで気合を入れてやらなくても良いと思うのです。
センター試験の過去問はどれがいい?いつから始めれば良いのか?
これは私は受験生時代には、高校3年の冬休みくらいにまとめてやった気がします。センターの過去問は河合塾の黒本、代ゼミの白本、駿台の青本、あとは出版社忘れましたが、赤本があります。どれを使っても良いと思います。私はなんとなくで赤本を選びましたが。センター試験の過去問はどれがいい?というのが1つ疑問としてあると思うのですが、基本的にはどれを選んでもそんなに変わらないと思います。河合塾の黒本というのが人気なのかな?黒本は他の過去問よりも売り切れになりやすかった気がします。だから、黒本を使おうと思っている人は早めに購入しておいた方が良いです。ただ、中身がどう違うのか?というと、解説ですね。解説が違うのですが、どれが詳しいか?どれが自分にとって分かりやすいか?は人によるので、何とも言えません。量は黒本が1番多いと聞きます。だから、黒本が人気なのかもしれませんが。私が受験生のときには最初黒本を買おうかな?と思ったんですけど、どこにも売ってなくて、すでに売り切れだったのです。で、探したら赤本は売っていたので、教学社の赤本を各科目買ってそれをやりました。だから、センター試験の過去問はいつ買うのが良いのか?というと、発売したらすぐにというのがおすすめです。いつ発売なのか?といえば、4月くらいに売っている場合もあります。出版社によって発売時期は違いますが、いつ発売か?というのは割と早い場合もあるので、赤本ならば教学社、黒本ならば河合塾出版、青本ならば駿台文庫などのホームページをチェックして、それぞれのセンター試験の過去問がいつ発売するのか?を確認して、発売したらすぐに買うのが良いです。だから、いつ買うべきか?については発売したらすぐがおすすめです。買ってすぐにやらないといけないわけではないので、売り切れになると困るという人はすぐに買っておきましょう。ただ、センター試験の過去問はどれがいい?というのは答えはないのです。私は赤本しかやっていませんが、特に不満には感じませんでした。黒本を買っても同じように感じた可能性はあります。センター試験の過去問はどれがいいかというのは何とも言えないので、量が多いのが良いならば黒本ですが、センター試験の過去問をやりまくる予定じゃない人にとってはそこまでこだわる必要はないのかもしれません。そして、センター試験の過去問はいつから始めれば良いのでしょうか?これが1番難しいかもしれませんが、これもセンター試験に懸ける度合いによって変わってくると言えます。先ほど言ったように、国公立大学志望やセンター試験で私立大学の本命を狙いに行く人は早く始めた方が良いので、過去問はいつから使うのが良いのか?というと、余裕を持って始めるためには10月くらいから始めるのが良い気がします。しかし、私大の滑り止めや志望順位が真ん中くらいの大学を狙いに行くというケースならば、11月から12月くらいでいい気がします。
私はセンター試験の1~2ヶ月まえくらいから過去問を解き始めて、5年分くらいやったのかな?当時はあまり考えずにやっていたので、結構多くやりましたが、でも多くても5年分くらいをお勧めしたいと思いますから、冬休みからはじめても十分間に合うと思います。私も普段からマーク模試を受けていて、センター試験の形式にはどの科目もある程度慣れていましたから。それに私は本命の大学はセンターでは受けてないので、そこまで過去問をやりまくるということはしませんでした。センター試験の過去問をやる時期はいろいろと考えがあると思いますから、一概には言えませんが、センター試験の過去問はいつから使うべきなのか?を考えるときには、センターを受ける目的によっても変わるというのは覚えておきましょう。それは何年分、何周分解くか?という問題も同様です。いつからやったら良いのか?という、過去問のやる時期については、私の意見ではこういう感じだということです。私はセンター試験はほぼ滑り止めしか出願しておらず、本番は一般入試と決めていたので、センター試験で好成績を残す意味としては、ほとんど名誉のために近かったです。だから、そんなに力を入れていませんでしたし、センター対策に使った時間というのは少なかったです。その結果、本番で自己最高の点数を記録した科目もあれば、失敗した科目もあり、全体的には普段のマーク模試に近い結果になりました。そんな感じでしたので、少なくとも私立専願の方にとっては、こんな感じでセンター試験の過去問については考えてもらえれば良いのかな?とは思いますが、良かったら参考にしてみてください。センター試験の過去問はどれがいいか?という問題やいつから使うべきなのか?というのは悩む人、分からない人がいると思いますけど、正解はないので、それぞれで良いと思った時期があればそれでも良いです。やる時期の正解はなく、その人の勉強の進捗度合いにもよりますから、もっと早く始めたい人はそれでも良いですし、もっと遅くても良いと感じた人は、それでも良いと思いますよ。それぞれが正しいと思ったやり方でやるのが1番ですが、適当に決めないでちゃんと考えたうえで結論論を出しましょう。
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