世界平和の実現のために何ができる?どうすれば?←無理、不可能と言える!

公開日: : 最終更新日:2017/08/29 その他の話題, 日本の世の中に蔓延る社会問題

世界平和の実現のために何ができる?どうすれば?←無理、不可能と言える! – Retire in their 20s世界平和は可能か?について言うと、99.9%不可能と言えます。というか、私に言わせれば平和って状態は、多くが本当に望んでいるのか?そうかがまず不思議なのです。確かに平和を望んでいると言う人は多くいるが、その人たちの普段の行動って、平和とは真逆の行動じゃないですか?世界平和の実現のためには何ができるか?というと、争いを生まないことなんですよね。それは戦争とか大それたものだけじゃなくて、些細なものも含めて。些細な争いがなければ、そもそも戦争にも発展しないのですから。でも、争いを起こさないって可能ですか?例えば、共謀罪の是非をめぐって、実際争いが起きてますよね。武力衝突にはなっていませんが、国民の中にも反対の声を挙げている人たくさんいるじゃないですか?これっては平和な状態じゃないですよね。平和を望むならば、争いを起こしてはいけないとなるので、共謀罪の成立の是非をめぐって、文句を言ってはいけないなります。文句を言うってことは、共謀罪の成立を目指している側と対立するということになりますから、それ自体が争いなのです。だから、こういった行動自体も平和とは逆行する行為になっているのです。だから、世界平和は不可能だという結論になります。これはしょうがないんですよ。だって、争うこと自体が幸せになるために必要なプロセスだからです。他国の軍事政権が民主化される過程では、武力衝突の争いが実際ありましたが、ああいう光景を見て、武力衝突を起こしている側の国民を非難する人ってほとんどいなかったと思うんですよね。武力衝突が起きている時点で、彼らは平和を乱しているわけだが、それはそれをニュースなどで見ている人の多くは政府側ではなく国民の立場の人だろうから、国民の側に感情移入している人も多かっただろうし、だから、彼らが幸せになるために軍事政権を打倒するために、武力衝突を起こすことを是認していたと思うのです。つまり、状況によっては、私たちは平和を乱すことを認めますよ。という態度があるということの根拠の1つになると思います。

 

世界平和が不可能だと断言できる理由は争いがなくなることはないから

争いのない世界や争いのない世の中が平和ということならば、共謀罪などの国民にとって納得いかない法律ができたとしても、それに文句を言わずスルーしていくことが1番となります。でも、そんなことできます?それ自体が正しいとは思えないわけです。世界平和のために何をするか?何ができるか?というときには、争いを生まないのが1番となりますが、それって結局北朝鮮みたいな状態な国になるってことです。事実上の一党独裁で、トップが絶大な権力を持ち、それに歯向かったら何をされるか?分からないというような状況は、国民の側が政府に対して争いを全く生まない状況と言えます。つまり、圧力をかけ政府と国民の間において争いが生まれる余地が限りなく少ないのです。だから、平和が実現するためには、争いが起きないためには、例えば言論の自由が認められないとか、そういったことになるわけですよ。そこまでやれば確かに政府と国民の間の関係においては争いは起きませんし、それが武力衝突につながる可能性も極めて低い。発言がある程度自由に認められれば、当然国に対して文句を言ってくる人が増えるが、それ自体が争いを生む火種になるので、平和とは真逆の状態になってしまいます。争いが起きていれば、それが大規模化して、内戦につながるなんて可能性もなくはないでしょう。北朝鮮の国内っていうのは、政府と国民の間の関係性で言えば、世界で1番平和が実現されている国になると思います。で、平和を望む人たちは北朝鮮に住みたいですか?北朝鮮みたいな国になってほしいと思いますか?思わないでしょう。そうなると、世界平和を望んでいる人は、実は平和を望んでいるわけではないという見方になってしまうのです。北朝鮮でも完全なる平和が実現しているわけではないです。平和という尺度において、1番高いとは言えるかもしれないが、それでも完全なる平和ではない。そう考えると、北朝鮮ですら無理ならば、世界平和は絶対に無理だということになります。逆に言うと、北朝鮮のような政府と国民の関係性こそが最も争いを生みづらい国と言えるならば、そこから導き出される答えは、平和というのは、誰かが誰かををなんらかの手段により押さえつけないと生まれないということになります。でも、それも難しいですよね。

 

世界平和が良いことみたいに言われるかもしれないが、本来平和っていう概念は良いものとは言えないと思います。少なくとも北朝鮮に住みたくないと思っている人は、平和を良いものとは言えないと思います。平和というのは、一方が一方を押さえつけないと実現できないものなんです。それは人間っていうのは価値観も違うし、境遇も違う。そして、社会にはルールがある、そのルールは強者や多数派に有利なように作られており、日本国民の1億2000万人が全員賛同する法律なんかないでしょう?つまり、法律があって、それを守らせようとする時点で、すでに争いが絶対に起きるんですよ。かなり些細な争いかもしれないが。その法律に賛同する側としない側に分かれる。ここでもうすでに争いの火種ができあがっています。そうなると、日本が平和になるには、まずは法律を全撤廃するしかないとなるが、それを望みますか?望まないでしょう。だから、世界平和は無理なのです。でも、共謀罪の例を出しましたけど、共謀罪に反対する人がいるって状況は、まさに平和とは真逆の状態を生んでいるわけですが、それは何のためにやっているのか?というと、自分たちが幸せになるためでしょう。つまり、共謀罪が成立しない方が幸せだからこそ、彼らは反対の意思を示しているのです。争いが起きたというときには、争いを起こす側にとっては自分たちが幸せになるため。という立派な大義名分があるんですよ。それは戦争も同じなんです。戦争を戦っている両者にとって、ちゃんとメリットがあります。メリットがなければ、戦争なんか起こしません。そのメリットとは何か?というと、やはり自分たちが幸せになるためです。

 

だから、共謀罪に文句を言う人間も、戦争を起こしている、戦っている人間もやっていることの性質や目的は完全に一致します。争いを起こさないと自分たちが幸せになれないからこそ、争っているんです。その手段が違うだけ。つまり、彼らにとってみれば平和になる=争いを起こせないという状態になりますから、それは大問題だってことになります。実際、共謀罪の是非について一切文句を言えない。文句を言ったら死刑にされるなんて世の中になれば、共謀罪において争いは起きませんから、このだけに関して言えば平和は実現しますが、それは=幸せな状態ではない。だから、多くは望まない。だから、争いは起こる。そして、その争いは間違った行為とはみんな認識しないでしょう。つまり、争うことは正しいと認識している人間が多くいるならば、状況によっては平和じゃない方が良いんだという態度と同義だと思います。したがって、状況によっては平和じゃない方が良いと思っている人が多くいる時点で、世界平和は無理となってしまうのです。だから、世界平和を実現するためには何ができるか?というときには、すでに話したように世の中のあらゆる出来事に対して何も文句を言わない。反論しない。それが徹底できれば、自然と平和な世の中になります。世界平和のためにすることというのはちゃんとあるが、それを全てのケースで実行できる、常に傍観していて、どんなことに対しても口出ししない人間はまずいないと思います。かなり根本的なことを言えば政党が複数ある時点で、日本の場合には政治家同士で理想の社会、幸せな社会の定義が違っているということになりますから、政治家のレベルで平和じゃないわけです。

 

平和とは真逆の状況を望む人たちは日常的にいるということ

ここまでを読んでもらって、どれだけ納得してもらえるか?は分からないが、平和を望んでいるとは言うものの、無意識のうちに平和をかき乱す行為をしている人間は山ほどいるわけです。世界平和のためには世界中の人間の協力が必要ですが、現状を見ると協力しそうな人間は圧倒的に少ないですね。だって、協力したら自分たちが幸せになれないじゃん!って話ですから。だから、それが正解だと思います。幸せを実感できる瞬間っていうのは、ケースバイケースで変わるので、今自分が無茶苦茶充実していたら、何ももめごとが起きないのが1番だと考え平和を望みますが、自分がかなり非リアみたいな状態だったら、世の中が根本から覆るような、革命みたいなことを望む人がいるわけです。1チャンあるのはどっちか?っていうと、革命的なことが起きるような世の中なのです。カードゲームのトランプの大富豪(ルールが分からない人はごめんなさい)に例えると分かりやすい。子供の頃にやったことがあるという人もいると思うが、この大富豪というゲームのルールでは大富豪や富豪の人たちは、革命を起こしてくれない方が得策ですよね?でも、貧民や大貧民の人たちは誰かが革命を起こしてくれた方が良いわけですよ。それと同じなのです。実際、アメリカ大統領選挙でトランプ大統領に投票した人たちは、このワンチャンという部分に賭けていたということを聞いたことがあります。つまり、ヒラリーになると優等生の政治しかしなさそうだから、保守層にとっては魅力的だが、そうじゃない人たちにとっては魅力的じゃないのです。トランプが大統領になれば、いい意味でも悪い意味でも今までとは違う政治が行われるはずだ!と予想し、低所得者などは多くがトランプに投票した、つまり大富豪でいうところの革命に期待した、そういったことが言われていたみたいですが、結果は事前に下馬評を覆す形で、トランプ大統領が誕生しましたと。

 

立場が違えば各人が望む世界の状況は異なる

つまり、立場が違えば、平和を望むか?争いを望むか?は変わりますよ。ということです。みんなが争う理由っていうのは、すでに話した通りで、、自分たちが幸せになるためです。そうなると、争いがない世の中というのは自分たちが幸せになれない世の中ということになってしまい、誰も協力できないのです。すると、結論としては、みんながそれぞれ幸せを追い求めるには、争いが起きている方が良い言えるのです。だから、世界平和のためにはどうすれば良いのか?というときに、幸せになるために平和を望んでいるという人がいるならば、その人は平和を望まない方が幸せになりやすいですよ。と言えるのです。世界60億人が全員幸せを感じることは不可能と言えると思いますけど、自分が幸せを掴むということは可能です。でも、それはトレードオフの関係なので、自分が幸せになれば、世界のどこかで幸せを感じられない人が出てしまうということも同時に意味しています。つまり、この状況こそが「幸せ」というものの奪い合いであり、争いが起きている状態なのです。世の中の全員が幸せにはなれない理由や争いが起きていた方が自分たちが幸せになりやすい理由がお分かりいただけたでしょうか?世界平和の実現のためにどうすれば?という問いに対して、多くの人が考えている状況と言うのは存在するのかもしれませんが、実は多くの人は平和を望んではいないということになるのです。でも、それが自然だと思いますよ。平和な状況というのは、世の中の偏った層だけが幸せになれっていて、別の層は幸せになれないという状況が固定されてしまうということなのです。しかし、争いが起きれば、それが変動する可能性がある。だから、争うってことはみんなみんな、自分たちの幸せのために起こす行動としてものすごく自然であり、当たり前の行動なのです。

 

争いのない世の中や争いのない世界を理想としている人もいるが、それを本当に真の意味で理想と言える人はほとんどいないのではないか?と思うのです。争いがあっても困るってケースもあるんだけど、平和な世の中が実現すればそれはそれで困る人もいるわけです。つまり、多くの人が考えるべきなのは、世界平和のために何をするか?ではなくて、自分たちが幸せになれる方法は何か?を考えるべきだと思います。世界中の人がみんな幸せを実感できる方法はまず存在しません。これは無理です。世界の人口が10人くらいになればありうるかもしれませんが、60億人もいれば、みんな状況が違うので、それぞれをひとまとめにして幸せを実感させるすべは存在しないでしょう。世界平和は不可能というのが私の結論ですが、そもそも平和という状態は良い状態とは決して言えないというのが、私の意見です。争いが起きているのが良いのか?というと、それも微妙ですが、少なくとも争いを起こすことを多くの人は望んでいる。そう見えるように日々行動しているわけです。不満を言わない人はまずいません。議論は常にいろいろなところで起きています。それらは全て「争い」なのです。そう行動しているという現状がある以上は、平和を本当に心の底から理想としている人は、ほとんどいないと思われるということなのです。世界平和の実現のためには、誰かの犠牲なしでは成り立たないので、その犠牲になる人は良いのか?って問題は、争いが起きて犠牲になる人の問題と実は似ているのです。世界平和のために何ができるか?ではなくて、自分のが幸せになるために何ができるか?それをみんなが考えて実行したとき、全世界で幸せを実感している人の総量が1番多くなっているのではないか?と思います。世界平和は無理であり、世界平和は理想とされる状態ではないということは、常識を覆す意見かもしれませんが、私は真理に近いと思っています。可能なのは60億人全員にとっての幸せではなく、60億を分母とした場合に、どれだけ多くの分子を積み重ねられるか?という努力ではないか?と思います。

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