オープンキャンパスに誰と行くか?親だけや親と行くのは変?それ以前に考えたいこと
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オープンキャンパスというのは、高校生にとって夏休み中に参加する恒例のイベントのような形になっていますが、全員が参加するわけでは有りません。参加しないといけないわけでもないので、参加する理由があるという方、見ておきたいこと、やっておきたいことがあるという方は参加しても構いませんが、無理に行く必要もないと思います。しかし、オープンキャンパスは誰と行くか?というのも1つポイントで、いろいろなケースが考えられます。友達と一緒に行くという場合が結構多いように思いますが、中には親と一緒に行くというケースもあります。オープンキャンパスに親と行く、または親だけ。これはそんなに珍しいわけではなく、割とあるようです。親も大学選びに熱心というのは、非常に心強い存在と言えるかと思いますが、親としても自分の子供が通うかもしれない大学について、事前にチェックしておきたいというケースもあるのではないか?と思います。
オープンキャンパスに親と行くのは変か?
オープンキャンパスに親と行くのは多数派ではないでしょう。すでに示したとおり、友達と行くケースが最も多いと思われるので、1人で行くケース、親と行くケースは相対的に少ないです。親といると目立つっていうのはあるかもしれないですね。1人で行く方がまだ目立たないということは言えるかもしれません。しかし、親とオープンキャパスに来ている割合はそこまで少ないわけではないと思います。いろいろな大学のオープンキャンパスの様子を見てみましたが、ちらほらはいますよ。そんなに多くはないというだけで。1割から、多いと2割いかないくらいはいるかもしれません。親と来ているケースがそこそこ見受けられます。特に規模の大きい大学、有名大学はそういう傾向にあるかもしれません。そして、親とオープンキャンパスに来るのは変か?というと、変ではないでしょう。オープンキャンパスじゃないですけど、私は中学生の頃に高校の説明会というか、見学をしに行ったことがありますけど、そのときには親と行きましたよ。そして、何組かの親子が普通にいました。むしろ、そこでは親と来ている方が圧倒的多数派というか、ほぼ全員でした。これはオープンキャンパスとほぼ性質が同じものだと思いますが、親と来るのが当然みたいな感じでしたね。
中学生なので、遠いところまで1人で行かせるのが心配(電車通学をしていない子が多いので)というのもあったかもしれません。高校生になると、ほとんどの人が電車通学しているので、オープンキャンパスに行くにしても、1人で行かせてしまって問題ないだろうという判断もあると思いますが、1人で行かせても問題ないとは別の理由でついてくるのでしょう。それが先ほども言いましたが、親としても自分の子供が通うかもしれない大学について知っておきたいというものでしょう。今は就職活動にも親がかかわってくるようなケースが多々あるということも聞いています。過保護にも見えるかもしれないが、別の言い方をすると、それだけ自分の子供の将来に真剣だということ。ある意味、親がオープンキャンパスについてくるケースって、子供はそこまで真剣ではないが、親の方が無茶苦茶真剣だったりするケースもあるかもしれない。子供はなんとなく眺めているだけだけど、親は話を本当に真剣に聞いたり、子供にも聞くように促したりする。有名な受験漫画のドラゴン桜でもそんなシーンが描かれていました。
親が自分に対して真剣になっていることの別の問題
いずれ親が自分を守ってくれなくなるという実感が持てていないというようなことがこのドラゴン桜にも描かれていましたが、こういう場では親の方が真剣で、子供は退屈そうだということ、子供にとって、「みんなどこに入っても同じだと思っているんじゃないのか?」というようなことが本作で描かれているのです。これは大学ではなくて、高校の入学説明会でのシーンですが、親がそれだけ真剣というのは、子供にとってどう感じるか?っていうのもまた別かもしれないですね。ただ、親がいずれいなくなるのはみんな一緒で、そういったときにどうやって生きていくのか?そういう未来の想像ができていない子がどうしても多い。現実的には、親がいなくなったときに自力で生きていかないといけない。親が真剣でいてくれるから、自分は親に任せていれば良いというような感じだと、いざ親が生きていなくなったときに、自力で生きられなくなるというのが、現実的に存在しているかもしれないのです。つまり、親と一緒にオープンキャンパスに行くか?1人で行くか?友達と行くか?その選択肢をとるにしろ、オープンキャンパスに行くということは、そこでしかできない体験や発見をするために行くのだから、それ相応の意識で行かないといけない。そういう意識がないと、ただの暇つぶしになってしまいがちですから。受験勉強の合間に行くなら尚更です。
そもそもオープンキャンパスに行く目的ははっきりしていますか?
特に目的意識もなく、高校生の多くが行っているから、行った方が良いんじゃないか?みたいな雰囲気に流されていると、結局オープンキャンパスに行くべきか?行かなくても良いのか?の判断もできないうちに行っていることになり、それこそ何のために言っているのか?分からない。こういう目的で、オープンキャンパスに行けばそれが達成されるから行くというのでなければいけない。受験勉強だってそうでしょう。自分は英文法の問題が苦手で、自分の志望大学には英文法がよく出ると。だから、そこを鍛えていかないといけない!というのは分かるが、自分は英文法が苦手だ。自分の志望大学に英文法が出るのか?は知らない。でも、とりあえずやっておこう!これは目的意識がはっきりいていないので、ただの時間の無駄に終わるかもしれません。受験勉強やそれ以外のものも含めて、達成すべき目的とその理由を明確にしたうえで、それを達成するために1番確実な、効率的な方法は何か?それを考える癖、そして実践していく癖を身につけないと人生って言うのはなかなかうまく生きられない側面があると思います。だから、オープンキャンパスに親と行く、親が付いてくるのは、親の目的の問題なので、それは大したことではないです。むしろ、どちらでも良いと思います。親が行くことで、別に邪魔をされるわけじゃないですから。それ以前に自分はオープンキャンパスに行くべきなのか?オープンキャンパスってどんなイベントで、何ができるのか?何が分かるのか?それは自分が必要としていることなのか?これらを総合的に判断して、まずはそもそもオープンキャンパスに行く必要があるのか?ここを考えてみた方が良いです。そのうえで行く必要があるならば、オープンキャンパスに誰と行くか?というときに親と行くという選択肢が生まれてくるわけです。親が真剣になってくれるのはそれはそれで問題ではないと思いますから、親としても自分の子供の通うかもしれない大学について興味を持ってくれれば、そこを目指している自分をより応援してくれるかもしれないので、オープンキャンパスに親だけで行く、または親と行くことはそこまでネガティブに捉えなくて良いと思いますよ。
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