公募推薦は併願できる?いくつ受けられる?何校まで可能?滑り止めとして使える?

公開日: : その他の話題

公募推薦は併願できる?いくつ受けられる?何校まで可能?滑り止めとして使える? – Retire in their 20s

公募推薦というのはいくつも受けられるのか?何個も出すことができるのか?というと、これは微妙なところです。併願が不可能なわけではありません。指定校推薦の場合には、基本的に併願はできませんが、公募推薦は併願できる余地があります。だから、何校でも受けられるという言い方ができると思えるでしょう。ただ、完全に自由に併願できるわけではないのです。また、併願できるケースでは何校まで受けられるのか?という点も気になるでしょう。公募推薦の仕組みとして、一応併願はできるけれども、実際に併願を何個もするのは難しい状況があります。いくつも自由に受けられるとは言えないので、その実態について知っておきましょう。公募推薦というのは、ちょっとややこしい面があるのです。

 

公募推薦において併願可能な大学は併願ができる

公募推薦というのは、基本的には併願できないケースが多いです。しかし、一部の大学では併願を認めており、併願可能な大学同士であれば、併願をしても構わないという前提になっています。ただ、数はそんなに多くないので、いくつも併願するとかは厳しいでしょう。自分が行きたいと思える大学のいくつが併願可能となっているか?という問題もありますし。したがって、現実的には公募推薦の併願で何校受けられるか?と言えば、少数になってしまうと思うのです。また、学校によっては1人の生徒が受けられる公募推薦の数を制限しているケースがあるみたいです。この場合、例えば5個受けたいとしても、2つまでとか、そういう制限を食らってしまい、自分が望んでいるところを全部受けることはできないという状況になります。公募推薦は理論上は併願は何個でもできると言えるものの、こういった理由により、現実的には一定数になってしまうのでしょう。

 

ただ、学校側がどのように対応するか?はケースバイケースなので、こういう制限を課さないところもあるでしょう。でも、推薦入試は学校の推薦がいるわけですから、学校の考え方というのが大きくかかわってくることがあります。そうなると、公募推薦はやはり何個も好きに受ける、いくつも乱れ打ちするというのは困難になりやすいのです。何校も受けられるのは、どうしても一般入試が中心です。公募推薦で何個も併願したいと考えている人もいると思いますけど、こういう現実は頭に入れておきましょう。でも、公募推薦が併願できるというのは、一般入試も受けられるという意味になります。公募推薦と一般入試の併願はかなり珍しいですが、そういう人も中にはいます。一般入試は何個までという制限はもちろんないので、好きなだけ受験できます。そうなると、公募推薦だけだと併願を何校もするのは現実的ではありませんが、公募推薦と一般入試の併願ならば、いくつでも受けられる可能性があるということです。そうなると、公募推薦を滑り止めにするという手段も生まれることになります。

 

公募推薦と一般入試の併願でおすすめの戦略

公募推薦は併願できるところであれば、一般入試と一緒に受けることができます。そして、この場合には一般入試で第一志望を受けながら、公募推薦で滑り止めを受けるという方法がとれるのです。通常、滑り止めは一般入試として受ける人が多いですが、公募推薦で滑り止めを受けて、ちゃんと合格できれば、一般入試はより高いレベルの大学を多く受けやすいので、より満足度の高い大学に進学できる可能性が高まります。一般入試は何個までという制限がないので、いくつも受験できます。だから、公募推薦と一般入試の併願は割と満足のいく受験ができる可能性が高いでしょう。第一志望の大学を公募推薦で受けるのもありですけど、そういった受験の仕方ができない場合もあるでしょう。そういうときには一般入試で第一志望を受けることになりますが、滑り止めとして公募推薦を受験する方法は覚えておくといいです。こういう手段を使う受験生は現実ではほとんどいないので、かなり穴場と言えるような戦略になってくると思います。

 

公募推薦は併願できない、専願のみであるという認識の人が多いかもしれません。しかし、実際はそんなことはなく、併願できる大学もいくつかあります。でも、何校でも受けられるわけではなく、実際はいくつかに絞らないといけないでしょう。一般入試と併願する場合を除いては、公募推薦の併願は何個まで受けられるか?と言えば、現実的には数個ということになりそうです。何校でも受けられた方が便利という部分はあるものの、それは一般入試じゃないと厳しいのでしょう。公募推薦の場合には、そういう部分があるので、そこを理解したうえで受けるか?どうかを考えてほしいです。でも、公募推薦は滑り止めとしての利用ができる点は大きいでしょう。一般入試を上手く活用することで、公募推薦で滑り止めを確保できる可能性があるので、そういう視点も持っておきながら、実際に受験を検討するといいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連記事

湘南工科大学附属高校の偏差値や倍率などのレベルは?進学実績や評判、口コミはどんな感じ?

湘南工科大学附属高校は神奈川県藤沢市にある男女共学の私立高校です。最寄り駅はJR東海道本線の

記事を読む

no image

奨学金を返せない、返済がきつい、厳しいは甘え?返済できない理由は簡単

奨学金を返せないという相談が多い。奨学金を返せないと甘えという声もあるが、甘えか?どうかは人それぞれ

記事を読む

センター試験の廃止は反対意見やデメリットが多い?達成度テストの記述式は必要ないと思う

未来の受験生は知っておきたいことですが、センター試験は廃止されることになっています。センター

記事を読む

名古屋大学のキャンパスの雰囲気や評判は?就職率や就職状況はどうか?就職先は大手も十分あるが

名古屋大学は旧帝大の1つとして非常に難しい、有名な大学ではありますが、これから受験していく人

記事を読む

東京理科大学の滑り止めはどこがいい?法政や成蹊、芝浦工業、日東駒専あたりが候補になる?

東京理科大学を第1志望にしている受験生はどこを滑り止めにすべきでしょうか?東京理科大学の滑り

記事を読む

明治学院と國學院はどっちが上?偏差値やレベルを文学部、法学部、経済学部で比較!雰囲気や就職の違いはある?

明治学院大学と國學院大學はどっちが上となるでしょうか?明治学院大学と國學院大學は同じような大

記事を読む

都立深川高校の偏差値や倍率などのレベルは?進学実績や評判、口コミはどんな感じ?

都立深川高校は東京都江東区にある男女共学の公立高校です。最寄駅は東京メトロ東西線の東陽町駅で

記事を読む

明治大学政治経済学部の偏差値や倍率は?評判やボーダーラインと合格最低点などの情報について

明治大学政治経済学部は明治大学の中でも人気となっている学部の1つですが、政治学科、経済学科、

記事を読む

青山学院と学習院のレベルはどっちが上か?文学部、法学部、経済学部で比較!イメージや雰囲気の違いは?

GMARCHという感じで、予備校などで扱われることも多いですけど、このGMARCHというのは

記事を読む

都立青山高校の偏差値や倍率などのレベルは?進学実績や評判、口コミはどんな感じ?

都立青山高校は東京都渋谷区にある男女共学の公立高校です。最寄り駅は東京メトロ銀座線の外苑前駅

記事を読む

ダイセキの就職の難易度や倍率は?学歴や大学名の関係と激務という評判はある?

ダイセキの就職の難易度はどうなっているのか?実際にここに就職し

タカノの就職の難易度や倍率は?学歴や大学名の関係と激務という評判はある?

タカノの就職の難易度はどうなっているのか?実際にここに就職した

ニューフレアテクノロジーの就職の難易度や倍率は?学歴や大学名の関係と激務という評判はある?

ニューフレアテクノロジーの就職の難易度はどうなっているのか?こ

エスケー化研の就職の難易度や倍率は?学歴や大学名の関係と激務という評判はある?

エスケー化研の就職の難易度はどうなっているのか?実際にここに就

図研の就職の難易度や倍率は?学歴や大学名の関係と激務という評判はある?

図研の就職の難易度はどうなっているのか?ここに就職したいと思っ

→もっと見る

PAGE TOP ↑