貯蓄ゼロの割合が3割から一気に5割に!?貯蓄なしで老後は?結婚できない人が増加?
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単身者における貯蓄ゼロという世帯が一気に増えているというニュースがあったのですが、衝撃的でした。貯蓄なしという世帯が増えた一方で、平均の貯蓄額は増えているというのです。したがって、端的に言えば格差拡大ということが言えるのです。しかも、それがここ数年の間に起きました。貯蓄ゼロという単身者の世帯は元々多かったんですよね。ただ、それがここ数年の間に特に急増したということで、アベノミクスによって格差がさらに拡大したという声があります。貯蓄があるという単身者だけの世帯に限っては平均額は増えているわけですから。貯蓄があるという人はその金額をさらに増やしている傾向にあるが、貯蓄を持たない人はその数がどんどん増えてきているので、それが問題視されているわけですね。それが「「貯蓄ゼロ」単身者は2人に1人 アベノミクスの間に急増」に載っていて、こちらには2人以上世帯に関するデータも載っています。
アベノミクスによって格差拡大は起きた?
一方、単身世帯では、48.1%が「金融資産を保有していない」と回答。2人に1人が「貯蓄ゼロ」だ。2015年と比べて、0.5ポイント増えた。12年に「貯蓄ゼロ」だった単身世帯は33.8%だったので、わずか4年で14.3ポイント増と、急激に増えたことがうかがえる。
働きはじめたばかりの20歳代がなかなか貯蓄できないというのはわかるが、30歳代、40歳代の2人以上世帯となれば、結婚して家庭を築いている人が少なくないはず。その世代が「貯蓄ゼロ」ということは、将来かかる子どもの教育費や老後への蓄えなどを考えると、極めて厳しい家計状態といえる。
ちなみに貯蓄の動機づけになっているのは、その子どもの教育費と老後のための資金だ。
金融資産のある単身者は残高増やしている
一方、金融資産を保有している層全体の残高は、世帯によって差が出ている。
2人以上世帯では、2015年の1819万円から1615万円と200万円以上減少した。アベノミクスの効果で株価による株高が終わったことや、家族の生活費のために資産の取り崩しが進んだことがうかがえる。
しかし、金融資産を保有する単身世帯の平均残高は1590万円で、15年(1486万円)と比べて100万円以上も増えている。2人以上の世帯と違い、家族の有無が関係している可能性があるが、同じ単身者でも、「貯蓄ゼロ」が半数近くいる半面、金融資産を増やしている層もいるという、格差の拡大を裏付ける数字となった。
現在のところ、単身者世帯の全年齢を総合して考えると、約5割が貯蓄0という状況になっているのです。しかも、この数字は前年度と比べると多少の増加だが、4年前と比べると15%程度上昇しているのです。安倍首相が総理大臣になった頃からの時期と一致するわけですね。つまり、アベノミクスによる影響か?という推測になっているということです。でも、わずか4年でこれだけの数字になりますか?元々の33.8%という数字もかなり高く感じます。全ての年齢における単身者の貯蓄のデータなので、若い人たちだけではなくて、高齢者も入っているわけですよ。貯蓄ゼロだと老後はどうなるのか?というのは誰もが気になります。貯蓄ゼロの割合がもはや5割に達しているとは、ほとんどの人は知らないと思います。貯蓄ゼロの割合は以前は3割から4割の間でしたが、今はもう5割の時代になってきたということです。どこかでは止まるでしょうけど、6割くらいいく日も近いのかな?貯蓄ゼロの割合が高いのは2人以上世帯も同様です。貯蓄ゼロの世帯は3割でも多い気もするけど、それが4割から5割になっていているわけですからね。したがって、日本では貯蓄がないという世帯の割合は非常に高いことになります。景気がよくなくて、多くが消費を抑えているのにもかかわらず、この数字ですからね。貯蓄ゼロの問題が深刻化するのは老後かな?と思います。すでにそれが表面化している事例もあると思うんですけどね。その数が今後さらに増えていくことが予想されています。
貯蓄ゼロで老後やっていけるのか?というと、厳しいでしょう。しかし、現状の貯蓄ゼロの世帯では老後どうやって暮らしているのか?は気になります。年金だけでは大半の家庭は厳しいと思うので、別に収入がないとやっていけないでしょう。ここえ浮上するのは生活保護です。高齢者世帯の需給が非常に多いのが特徴ですから。それでなんとか暮らしていける単身者や2人以上の世帯は多いと思います。貯蓄なしというのは老後も問題ですけど、もちろん若いうちも問題なわけですよ。老後になってから貯金がなくなった世帯と若いうちから貯金がない世帯は全然状況が違いますから。若いときから貯蓄なしだと老後どうするか?以前に今の生活や10年後とかはどうなっているのか?という問題の方が先にやってきます。貯蓄がゼロでも収入が支出を超えない限りは生活していけないことはないですけど、全ての世帯がそうなっているとは限りません。ただ、そうなるようにやっていくしかないというケースも多くあると思います。実家に住んでいる人とかは収入が少なくてもなんとか毎月生活していけると思うんですよね。逆に実家に住んでいてなんとか生活できている人が多いから、貯蓄ゼロの割合がとても多くても問題が表面化しないということもあるかもしれません。高齢者は生活保護が、若者は実家がセーフティネットになっているということなのでしょう。
貯蓄ゼロの割合増加で結婚できない人の割合も増える?
貯蓄なしの世帯が今後減ることは考えづらいです。収入は一般的に低下傾向を辿るとされているので、益々貯蓄ゼロの世帯が増える可能性があります。貯蓄ゼロだと老後どうするのか?という心配をたいていの人はしますが、そういう心配以前の問題がすでにあるような感じで、貯蓄なしだと老後には確かに問題ではあるが、老後までどうやって生活をするか?をまず考えないといけない。実家に住んでいる人はなんとかやってける可能性があると。ただ、それもいつまで続くか?分かりませんけどね。貯蓄ゼロだと結婚とかはもはや厳しいかもしれない。厳しいというのは結婚相手を見つけるのが厳しいという場合もあれば、本人が結婚する気になれないという場合もあるでしょう。貯蓄ゼロで結婚したいという気があっても、その気にさせない感じなのかもしれません。経済的な理由で結婚しない、できないという人たちが増えています。結婚できないわけではないと思うが、結婚する気になれない、どうせ無理だと思って行動していないという人が多いんじゃないか?と個人的には思います。貯蓄なしの割合が非常に高くなってきたということを踏まえると、未婚率も上がりそうだなと思います。貯蓄ゼロは3割くらいだったのが気付いたら5割近くになっていている時代ですよ。貯蓄がなしでも全く不思議じゃない時代になってきたということです。貯蓄ゼロが3割だと少数派だが、5割になってくると普通って感じもしてきますからね。これは単身者の場合ですが、2人以上世帯の貯蓄なしの割合も今後さらに増える可能性もあるのではないでしょうか?
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