大企業はうらやましい？激務で入りたくない人も！メリットがデメリットになる理由

公開日： 2016/11/08 : 学生たちの就職活動

大企業に入りたいという人がいる一方で、大企業には入りたくないと思っている人もいます。大企業で働いた経験のある人は、大企業を辞めたいと言っている人もいます。大企業には意外とデメリットがあるのです。ある意味辞められた人は良いのかもしれないです。大企業に入るとあるデメリットがつきもののため、激務であっても辞められない人が出てきます。そのデメリットとは何か？というと大企業のメリット部分です。言っていることがよく分からないかもしれませんが、大企業のメリットがあることが大企業のデメリットにもなるのです。これは結局、メリット部分があるからこそ、激務でも大企業を辞めたいけど辞められないということです。大企業は良いところのように思いますが、そうとも限らないのです。大企業に入ると激務なところが多いと思うんですけど、そうなった場合に心理的に辞められないのです。中小企業や零細企業の場合には激務に耐えられないと思ったら、辞められる可能性は高いです。それは将来性があまり期待できないからです。この会社にいても給料はほとんど上がらないだろうなとか、そういう思いが芽生えたら、辞めやすいですよね。とっとと転職できるうちにしてしまおうと思える可能性が高いです。しかし、大企業ではそうはいかないのです。

大企業のメリット部分がデメリットになる理由

大企業は中小零細企業とは逆に年功序列で給料が上がっていく場合が多くあります。それは言い方を変えると、いずれは給料が上がるなどの見返りが期待できるということです。つまり、将来に対する期待が大きいため、だったら今は大企業で激務だけど我慢してみようか？と思ってしまうのです。我慢していればいつか報われるという部分があると、我慢する人は増えますよね。つまり、いつまで経ってもその企業から離れられない、離れたらもったいないと思わせてしまうのです。その結果、過労死などにつながってしまうということが言えます。大企業のメリットであるはずの部分が、結果デメリットになってしまうということなのです。大企業のメリットとしては安定などがありますけど、やはり年功序列で給料が上がりやすいということもありますし、社会的なステータスにもなるので、やっぱりそこを辞めるともったいないんじゃ？という思うが芽生えてしまうと思いますが、それが危険なこともあるということですね。

就活生は多くが大企業に入りたいと思っているかもしれませんが、働いていないという部分も踏まえて、やはり大企業に抱いているイメージは幻想もあることもあります。中小零細企業も激務なところが多いです。大企業も激務なところは珍しくありません。ただ、違うのは激務の先に何が待っているか？ということです。見返りがあるのが大企業、見返りがあまりないのが中小零細企業ということになります。だから、自分の働いている会社があまりにきついからついていけないという場合により転職などの手段に出やすいのが中小零細企業ということになります。一見すると、待遇が優れているのは大企業なので大企業の方が良いのでは？と思うかもしれませんけど、長期的に、働き始めた後のことまで考えると大企業には入らない方が良いとも言える面があるということになります。大企業のデメリットは大企業で実際に働いた人が多く口にしているので、ネットなどで調べてみると良いと思います。大企業に入っても、中小零細企業に入ってもある程度の問題はつきまとうと思いますけど、大企業はそこから抜け出すのが難しいということなんです。

大企業はまともな給料がもらえて、職が安定している分マシか？

大企業で働くということはこういったデメリットがあるわけですけど、激務なのは大企業も中小企業も一緒ではないか？と思います。したがって、どちらもきつい毎日なのは恐らく変わらないですし、今後日本の将来を予測すると、労働のきつさが増すことはあっても、マシになることは恐らくないでしょう。職が安定しているっていう部分は大企業のメリットの１つにはなるかもしれませんが、それだけで大企業がうらやましいか？というと、あまりそうは思えないのです。全国転勤とかありますからね。皆さんが敬遠したくなる全国転勤ですよ。あと、海外勤務とかも可能性ありますね。そこをどう考えるか？は人によるかもしれませんけど、基本的には全国転勤や海外勤務は好きじゃないという人が多いんじゃないか？と思うんですよね。こういったものは大企業だからこそありえるものです。むしろ、中小零細企業では起きないものです。大企業に入りたくないという人はそこを理由としている人も多いのではないか？と思います。全国転勤とかって既婚者はもちろんだけど、独身でも避けたいでしょう。大企業がきついと言われる所以はこういったところにもあると思うんですよね。大企業はうらやましいと思う人は全国転勤とかは耐えられるのかな？そこは気になりますね。大企業に入りたくない人は大企業のデメリットをある程度理解している人だと思います。大企業の問題点は１番大きなものが以下になると思います。

大企業は大企業でなくなることを容易に選択できない

大企業は大企業としての地位を確立してしまったがゆえ、競争から降りられません。大企業になった企業は地位を確保するために、永遠に大企業であろうとします。それは１度手にした旨味を離したくないという部分に由来するかもしれません。これは人間の心理として普通にありうる部分ですね。誰だって１度手にした社会的な地位を手放したくないんですよ。つまり、大企業も最初はベンチャー企業からスタートしているわけ。それが年月を重ねて大企業へと成長してきたということになるが、努力を怠れば大企業の地位から陥落し、抽象零細企業になってしまうかもしれません。しかし、そんなのは経営者にとって許しがたい状況なわけです。だから、大企業になる大企業という地位を守るための激務を従業員の要求しがちになるわけです。これが中小零細だったら、成り上がってやるという気持ちがないわけではないが、最初から無理な勝負はしないようなところもあるわけです。大企業で過労死が出たり、激務が評判になったりするのはそこが理由な気もしてきますね。大企業はきつい仕事内容を任されるのはほぼ確実だと思います。大企業に入りたくない人が出てくるのは当然だと思うし、大企業に入りたいという人やうらやましいという人は大企業の良いところしか見ていないのかもしれないです。調べてみると、大企業には意外とデメリットが多くあると思います。そういったことを踏まえると、大企業はそんないいところなのか？疑問を持つ人が増えてくるのではないでしょうか？