選挙に行かないと不満や文句を言えないって北朝鮮かよ!
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最終更新日:2014/12/03
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選挙が近づいてくると、選挙が終わると投票率の高さ、低さが話題になる。そして、毎回お決まりのように言われる「選挙に行かない奴は文句を言うな」論が展開されます。この理論を支持している人も多くいるみたいなのだけど、私は支持しない。はっきり言って、ただの暴論だと思うから。これは投票率が低いことを踏まえたうえで、選挙に行かなかった人への当てつけや嫌がらせの目的もあるのではないか?と個人的には思っています。そんなことを言っているから、余計に投票率は下がるのでは?と思います。行きたくないと思っている人に、そういう暴言を浴びせたり、無理矢理行くように迫ったりするのは賢いやり方には思えないのです。投票率を上げたいのであれば、もっと別の方法をとるべきでしょう。さて、先ほど挙げた「選挙で投票に行かない人は文句を言う資格や権利がない!」という理論に正当性は私はないと思っています。その理由を以下で説明していきたいと思います。
投票に行くと文句を言う権利が発生する意味が分からない
仮に投票に行かない人が政治などに文句を言う権利がないとするならば、理論的にいうと、最初は全員文句を言う権利が無い状態からスタートし、投票に行くと文句を言う権利が発生するということになります。じゃあ、選挙に行く前の段階(これを期間的にいつからと解すべきなのか?も謎である)では、世の中の全員が文句は言えないということになってしまう。また、未成年には選挙権がないので、彼らは20歳を越えてるまでは絶対に文句は言えないことになってしまう。どっちにしても、ちょっとおかしくないか?と思えてくるのですが。これにどう反論するのでしょうか?要は選挙とは関係ないような常時では、有権者揃って、みんなが文句を言えないというおかしな状況が存在することになってしまいます。まるで北朝鮮みたいな状況を彼らは容認すると言うことになるのでしょうけど、それで良いのでしょうか?北朝鮮は選挙で投票しても文句ていうか、批判はできないでしょうけどね。
不満があっても、まず投票しないと不満を言えないおかしさ
そして、彼らは非常に都合のいい解釈をして、この論理を補填しています。それは、「選挙に行かないということは、白紙委任になる。どういう政治をされても文句は言いません。と認めたことになる」という、非常に都合のいい解釈をしています。実際、選挙に行かない理由なんて様々であって、そういう理由の人もいるかもしれないが、そうじゃない人も多数いると思います。特に多いと思うのは、誰も選べない。この人!またはこの政党!ってのがない状態で、どれかに投票しろというのは無理でしょう?要は自分として投票すべき候補者や政党が存在しない中で、投票に行く方がおかしい。要は投票したいと思える人が誰1人いない中では、当然政治や政治家に対する不満はあるはずですが、その不満をぶつけるためには、何故か不満しかない候補者の中から1人選んで投票しないといけないという、何ともワケの分からないことを言っているんですよ。誰も信任したくない!おい、この状況どうにかしろよ!という不満をぶつけるには、信任したくない候補者に投票しないといけない。意味が分かりません。
そして、ここが大きな理由になりますかね?そもそも選挙っていうのは信任投票しかできないわけですよ。すでに存在している候補者、政党の中から選ぶことしかできない。つまり、先ほどの話とちょっとリンクしますけど、選んでもいいという候補者や政党が存在していない中では、そりゃ投票しないという選択肢が1番合理的でしょう。それで投票率を下げるというのも、抗議の形としてはアリだと思います。そして、別途文句を言って状況を打開するというのは1つの手段です。例えば、「候補者に年寄りしかいないじゃないか!もっと若い議員が出てこいよ!」といった不満をぶつけるというのも、1つの選択肢です。あとは、自分が立候補するとかあります。要は自分の目指すべき、自分が考える理想の政治を実現する手段として、選挙はそのうちの1つであるということ。他にもとれる手段はあり、そちらをとっても別に問題ないということです。選挙でそれが実現できると思うのなら、選挙で投票すれば良いし、選挙じゃ無理だと思ったなら別の形(例えば、政治家に直接文句をぶつけるなど)で実現しようと試みても良い。または両方利用しても良いと思います。どれを選んでも良いし、どれと組み合わせても良いと思うのですが、何故か選挙に行かないと、選挙以外の他の手段を使えないというのが、彼らの言っていることであり、私なんかは理解できない点なのです。
選挙に行かないで、文句を言うのは頭の良い人がとる行動
皆さん、何らかの不満は持っていると思います。その不満を解消してくれるような候補者がいるのなら、その人に投票しても良いでしょうけど、そうじゃないのにとにかくどこでも入れて来い!なんていう人の方がよっぽど無責任な気がします。入れたい人や政党がいないのに、苦渋の選択で投票に行く人の方が私は意味不明だと思います。入れたい人がいないから投票に行かない。そして、別途不満をぶつけるというのは、とれるべき最良の手段であり、批判する方がどうかしている。つまり、政治に不満を持っていながら、入れたい候補者や政党がない中で、あえて投票に行き、投票に行かない人は文句を言うな!と罵る行為は、何と愚かな言動だと思わずにいられません。実際、先ほども言ったように、選挙ってのは信任投票しかできないので、不満を持っている場合にはそのはけ口として機能しないのです。だから、別の手段で不満をぶつけていくしかないのです。だから、選挙に行かないで文句を言う人ってのは、ある意味1番合理的な行動をとっているだけ。ということになります。
そして、不満を持っているのに投票することに何の意味があるのでしょうか?信任投票しかできないのに、どう不満を解消するのでしょうか?若者の投票率を上げて、政治家に若者の方を向かせるとか?それは無理だと思いますよ。詳しくは「若者の投票率が上がると、政治家は若者を優遇する←嘘だろ」のブログに書かれているので、こちらをご覧ください。選挙に行かないで文句だけ言う奴のいうことなんか政治家が聞くわけない!という反論もあるでしょうが、そもそも文句を言っている人間が選挙に行ったか?どうかなんて調べようがありませんから。少なくとも選挙で投票するという行為は、積極的に信任して投票したのか?それとも、不満を持ちながら苦渋の選択で投票したのか?政治家にとっても区別できません。だから、不満を持っていたとしてもそれが如実に政治家に伝わることはないでしょう。そうなると、選挙に行かないで投票率を下げる、または自分の持っている文句を個別具体的に政治家にダイレクトに伝えるというのは、選挙で投票するよりは確実に政治家自身に私たちが不満を持っているという認識を与えることができると思うので、より意味があると思うのです。
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