早期リタイアできる可能性は?家族持ち、非正規は難しい?
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最終更新日:2014/12/09
早期リタイア全般
早期リタイアに憧れている人って、やっぱり多い。ネットで調べてみると、早期リタイア関連のブログがたくさんある。それはすでにリタイアを実現した人もいれば、これから狙っている人、そのための準備をしている人もいます。すでにリタイアされた方は、リタイア後の生活を綴るブログを書いていたりしていて、そうじゃない人はリタイア生活への展望や、リタイア生活の準備の進捗度合い、または日々の働かないといけない生活への不満などを暴露しているブログが目立ちますね。リタイア生活に実際に移行した有名なブロガーといえば、やはりちきりんさんでしょうか?彼女のブログは相当人気で有名ですよね。彼女は頻繁に世界各国に旅行に行っているみたいで、そのこともブログにかかれていたりしますし、現在の日本の働き方への疑問なども書かれていたりします。読んでいて面白いですよ。
サラリーマンはやはり早期リタイアは難しいか?
ただ、現在の日本で早期リタイアをして、悠々自適な生活が送れる確率、可能性ってどれくらいあるのでしょうか?普通のサラリーマンをしている人でも、リタイアを実現した人はいくらでもいると思いますけど、多くの人はフリーランスだったり、自営業だったりする人なのかもしれません。ちきりんさんも多分そんな感じだったんじゃないでしょうか?早期リタイアをある程度若い年齢で実現している人というのは、総じてそれまでにたくさんのお金を稼げた人だと思います。普通のサラリーマンであっても可能な人もいると思うけど、サラリーマンの場合は稼げる金額に限界がありますよね。フリーランスは、自分の努力次第でいくらでも稼げる金額を伸ばしていくことが可能なので、リタイア生活の可能性としては、サラリーマンよりもあるのかもしれないです。
フリーランスといっても、普通のサラリーマンよりも稼げない可能性も十分あります。そういう人はサラリーマン同様の可能性ということになってしまいますけど、彼らの中の勝ち組は現実的に仕事をしないでリタイアするということがすぐそこまで見えている状態といえるでしょう。実際、何歳でリタイアするか?にもよりますけど、40歳前後でリタイアをしたいと考えている人、またはしている人が多いのかな?と思います。この時点でリタイアをするのであれば、最低でも1億円近くは貯金がいるでしょうね。年金が貰えるということを前提にするならば、多少は少なくても、なんとかなるかもしれませんけど、やっぱりギリギリだと精神的にきついですよね?貯金はちゃんと持つのか?と、毎日不安に駆られながら生活するのも嫌でしょうし、そういうことも踏まえると、やはり1億円くらいはいるのかな?と思います。
家族持ちの場合は、さらに難易度が高い
そして、家族もちの方はそもそもリタイア自体が現実的ではないかもしれない。独身の人は別に自分の人生だけだから、好きに生きて良いだろうけど、家族がいるとそうもいかない。それは単純にリタイア後にもかかるお金が多いからより多くの貯金を作らないといけないため、リタイアの可能性が単純に少なくなるということもある。また、家族もちの場合、当然奥さんなどに相談しますよね。仕事辞めたいんだけど?と。そこでOKというか、賛成が出るでしょうか?仕事を1度辞めてしまうと、正社員として再び雇用されるのはかなり厳しい。そのリスクを考えた上で、奥さんはGOサインを出してくれるか?家族の理解が無いと、それこそ一家離散になりかねないので、家族がいる場合はさらに難易度が高いといえそうです。夫が無職でいることをどう思うか?ということもあるでしょうね。今の日本は働く必要がなくても、働かなくても生きていけるとしても、無職への風当たりは強いですからね。
非正規の人の場合、リタイアは無理に等しい?
また、さらなる問題点としては先ほどのフリーランスでも収入が少ない場合は厳しいと書いた場合と同様、非正規雇用の人はさらに現実的に無理がある。彼らの場合、実家住みとかではない限り、貯金に回るお金がどれだけあるでしょうか?そもそも日々の暮らしを支えるお金を稼ぐので精一杯という人もいるでしょうから、リタイアのために貯金をするなんて現実的に不可能に近い。それができたとしても、とてもじゃないがリタイアできるほどは貯まらない。そうなりそうな気がします。したがって、非正規雇用の人たちは、そもそも仕事自体が不安定で、本人が望んでも常に仕事にありつけているとは限らないし、稼げる金額も少ないために、早期リタイアは非常に難しいということがいえると思います。リタイア生活を現実的に考えるレベルに至れない人もいるということですよね。
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