公務員と民間の就活の両立は可能？迷う人は併願、掛け持ちするリスクはあるのか？

公開日： 2018/04/26 : 公務員という働き方, 学生たちの就職活動

民間企業を受ける人はいろいろな企業を受けて、リスクを分散するということもあると思うのですが、公務員も一緒に受けるという人もいると思います。公務員と民間の掛け持ちはリスクはあるでしょう。ただ、リスクを上回るメリットがあれば、公務員と民間の掛け持ちはありだと思います。公務員の場合には一般的な市役所職員や教員採用試験を受けるというケースが多いのかもしれませんが、公務員試験と民間企業の就活を併願する人はそこそこいます。それはどちらが本命か？にかかわらず、選択肢を多く持って、リスクを分散しておきたいという思いがあるからではないか？と思います。民間企業と公務員を両立することは可能なのか？に関しては不可能ではないと思います。というか、実際に両立している人はいます。民間企業と公務員で迷う人もいると思うので、そういった人は両方受けるということをするというのも１つの手です。しかし、問題は公務員を受ける際の筆記試験です。公務員試験、教員採用試験にしろ、筆記対策が重要になります。それにかけられる時間がどれだけあるか？というのが重要なのです。したがって、民間企業と公務員を併願するときには、その筆記対策の時間をきちんと確保しないといけないので、そこはちゃんと考えておきましょう。

民間企業と公務員を併願するときに重要な筆記対策の問題

公務員試験は筆記試験が難しいので、そっちの対策をどうするか？が重要になります。公務員と民間の就活を掛け持ちするときに考えないといけないところはそこです。民間企業の就活でも筆記対策はありますけど、それとは比べ物にならないくらいにこちらは対策が大変です。大学受験のレベルに近いかもしれないです。大学受験ほど各科目のレベルは高いとは言えないが、科目数が多くなる場合があります。特に公務員試験の場合にはそうですね。教養試験と専門試験を両方受ける場合と、教養試験のみの場合でまた違いますが、半年から１年くらいは筆記試験の対策に時間をかけないといけないので、そういった時間を確保しないといけないのです。教員採用試験の場合も同じくらいかかるかな？したがって、民間企業の就活と公務員を両立させるには、民間の就活を受ける前の段階で筆記対策をある程度進めていく必要があります。公務員試験や教員採用試験は４年生の春から夏にかけて受けると思うのですが、それまでに筆記対策が万全じゃないといけません。そして、民間の就活は４年生の春から始まるので、民間の就活と公務員の採用試験は大分重なります。しかし、公務員の筆記対策をそれまでに終わらせておかないといけないので、それが可能ならば公務員試験と民間企業の就活の両立はできます。公務員試験と民間企業の就活で迷う人は両方を受けてみても良いと思いますが、その分負担は増えます。３年生のうちから筆記対策をしていかないといけないので、それが大変だと思うのですが、それができるならば公務員試験と民間企業の就活の両立は可能と言えるでしょう。

通常は半年から１年程度をかけて筆記対策をしていくので、民間企業しか受けない学生と比べると対策を始めないといけない時期が早いです。３年生になったとたんに筆記試験の対策を始める人もいますから、その頃に筆記対策を始めて、４年生になったときに万全の体制で公務員試験と民間企業の就活の両立ができるようにしておいた方が良いのです。民間企業しか受けない場合には、せいぜいSPIの対策くらいなので、１，２か月程度で済ませる人が多いと思いますけど、４年生の春になる前、３年生の冬休みあたりにやっておけば十分間に合う気はしますが、公務員試験や教員採用試験の筆記対策はそうもいかないのです。したがって、もっと長い期間をとらないといけないので、公務員試験と民間企業の就活で両立するときには、それだけ多くの時間がかかる、早めに対策を始めないといけないということになります。そこが公務員試験と民間企業の就活を両立するときの難しい部分ですが、できないことはないです。筆記対策をしてしまえば、あとは４年生の春以降は民間企業と公務員の採用試験を受けていくだけなので、特に困ることはないと思います。そして、筆記対策も負担はありますけど、公務員試験と民間企業の就活を両立することでメリットも一応生まれるということになります。公務員試験と民間企業の就活で迷う人はそこについても知っておくと良いと思います。これは公務員試験が本命の人が民間も受けることのメリットになりますが。

公務員試験と民間企業の就活を両立することでどんなメリットがある？

公務員試験と民間企業の就活を両立すると、公務員試験を受けるときに大きなメリットがあります。それは生の面接を事前に経験できるということです。公務員試験も教員採用試験も事前に面接を十分に練習できるか？というと、厳しい場合があります。予備校などで模擬面接を受けられたりするかもしれませんが、回数が十分か？というと、そうではない人も多くいると思うのです。そして公務員試験や教員採用試験の面接は夏以降になると思いますから、それまでに民間企業の面接を受けることで、練習ができるということになるのです。民間企業の面接は時期が以前よりも遅くなりましたが、公務員試験や教員採用試験の面接を受ける前に何回も受けられるチャンスがある可能性がありますから、予備校で経験できる回数よりもはるかに多くの面接を受けて練習を積むことができます。民間企業の面接は公務員試験や教員採用試験の仕様ではないものの、就職試験の本番の面接を受けられる機会というのは大きいです。そこは予備校や大学の就職課で受ける模擬面接とは違いますから。そういった生の面接を事前に経験しておければ、緊張も和らぐ可能性があるので、それは本番の面接にも生きる可能性があります。したがって、公務員試験と民間企業の就活で迷うという人は両方受けておくことでちゃんとメリットもあるので知っておきましょう。民間企業と公務員で迷う人で掛け持ちをする人の割合は一定程度あるので、そういった人たちはそんなに少数派とは思いません。

実際は公務員試験と民間企業の就活を併願するというのは結構大変だと思います。筆記対策を早くから始めないといけないという部分もありますけど、それよりも面接対策に関しては公務員にもあるので、民間企業と同様に公務員の面接対策もやっていかないといけないのは結構大変なのです。民間の就活をしながら筆記対策をして、さらに面接対策もしないといけないので、内定がいつ出るか？は分かりませんけど、公務員試験と民間企業の就活を両立するというのはかなり大変だと思うので、公務員と民間企業を両方受ける人はそこは知っておいてほしいと思います。たいていの人はどちらかしか受けない人が多いと思います。だから、公務員試験と民間企業の就活を両立することの難しさは実際にやってみないと分かりませんが、やってやれないことはないと思います。実際に公務員試験と民間企業の就活を併願して内定を取っている人がいると思うので、どっちか一本に絞れない人、どっちにしたらいいのか？迷う人、民間でも公務員でもどっちでも良い人は両立を考えてみて、筆記試験の対策が間に合いそうだったら、公務員試験と民間企業の就活を両立させようとしても良いのではないか？と思います。