就職失敗=人生終了?新卒じゃないと就職できないは嘘です
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既卒者、第二新卒者の就職方法
新卒の大学生は就職活動の戦場において、本当に生死をかけた戦いをしているに等しいです。それは春からの進路が決まるかどうか?という問題に留まらず、それ以降の人生そのものを決めてしまうような、それくらい重要な戦いとして位置づけられていると思うのです。だから、これを人生をかけて挑んでいる人もいると思います。ただ、そんな中でも全員が満足いく就職先に内定を貰えるわけではないですし、そもそも内定すら貰えない人もいるわけで、学生たちの就職活動は非常に過酷といわざるを得ないと思います。本当に残酷です。就職活動がうまくいかなくて、内定がとれないまま終えてしまった人、卒業しそうな人、してしまった人はどうなるのか?お先真っ暗なのでしょうか?人生終了なのでしょうか?そんなことはないと思うんですよね。
何故、就職失敗すると人生終了という風潮があるのか?
今の日本の社会状況を踏まえると、確かに何か就職失敗=人生終了みたいな風潮はあると思います。その風潮は何で存在するか?というと、新卒で就職できないと、もう就職できないという認識を持っている人が多いからです。じゃあ、どうして新卒を逃すと就職できないと思っている人が多いのか?というと、新卒じゃないと応募できない企業が多いからです。それは間違ってはいないと思うのですが、正しいともいえないかな?と思うのです。確かに既卒になってしまうと、新卒よりも門戸を開いている企業の数は少ないかもしれない。だから、みんな新卒のうちになんとか就職しようとするじゃないですか?だから、1年間就職活動したけど、内定が0という場合には就職留年をして、新卒のまままた就職活動をしようとする学生も多くいますよね。既卒になると応募できる企業の数が少ないから、新卒でいようとする。その行動自体は一見すると合理的にも見えるかもしれませんけど、実は現実はそうじゃなくなってきている気がします。
新卒じゃない就職できない風潮はオイルショックのときの日本の様
「新卒じゃないと就職できない!」という一種の噂が世間を走り抜けていますね。それを聞いた人は、あ!そうなんだ!と思って、みんな新卒じゃないと就職できないと感じる。信じる。だから、新卒の間になんとか1つでも内定を手に入れようと努力するし、新卒でダメだったら、留年してまた新卒として就職活動をしようとする。これが実際に起きている状況だと思いますけど、これはどういう状況か?というと、オイルショックのときと同じような状況です。オイルショックって分かりますかね?日本史とかを勉強すれば分かると思うんですけど、昔、海外からの石油が高騰しすぎて、日本に輸入できなくなる!といった騒ぎがあったんです。だから、日本ではトイレットペーパーなどの石油から作られる製品がどんどん買い占められ、トイレットペーパーの前にお客さんが殺到している映像を見たことある人もいるのではないか?と思います。それと同じような状況です。
トイレットペーパーは品薄状態で、求める人はたくさんいる。で、結局買えない人、買える人に分かれてしまう。さて、新卒じゃないと就職できない!という噂に翻弄され、新卒にとにかくすがろうとする人が増えた結果どうなると思います?新卒の求人の数はそれほど変わっていないのに、新卒の大学生ばかりが増えるんです。それは大学が増えたことにより、大学生が増えたこともありますけど、今いったように新卒で就職できないとじゃないと人生終了だ!という噂に流されて、新卒に留まろうとする人も増えたからです。新卒の求人数に対して、新卒の大学生の数が多すぎる。彼らがバランスよくいろいろな業界に散らばってくれれば良いのですが、不人気企業や業界には人は集まりませんし、人気企業や業界には人が殺到しやすい。バランスがとれていないので、結果的に無い内定の人と内定コレクターという人に分かれてしまいがちなのです。
案外、既卒の方が就職しやすいかもしれないですよ?
お分かりいただけましたか?新卒の方が就職しやすいと思って、みんなが新卒に走った結果、逆に新卒の方が就職しづらい?という矛盾が起きたのです。ということは、新卒が多いということは、逆に既卒が相対的に少ないということじゃないですか?しかも、既卒の人たちは、彼ら同様新卒じゃないと就職できないと思っている人も多いです。だから、実は一生懸命就職を目指していない人も多い。実質のライバルが物凄く少ない可能性があるのです。既卒は門戸を開いている企業も少ないとされていますが、そもそも職を争うライバルも少ないので、そこはあまり問題にならない気もします。ましてや既卒の人は新卒の人とは比べ物にならないほどの手厚いサポートをしてくれる会社も存在します。例えば「【ハタラクティブ】」は代表的な既卒者支援のサイトです。ここはどういうサービスを受けられるのか?以下で説明します。
ハタラクティブでは、無料のカウンセリング登録というのがあり、これを行ってもらうとキャリアコンサルタントから電話やメールで面談の日時を決めて、直接会って面談をします。そこではどういう企業への就職を希望しているのか?どういう条件で働きたいのか?といった話を聞いて、応募する企業を決めていきます。そして、必要書類の作成の際にはちゃんとキャリアコンサルタントがチェックして、不備がないか?確かめてくれるので心配しなくても大丈夫です。そして、書類選考が通れば、面接の前にはきちんとキャリアコンサルタントによる面接対策が行われます。受け答えの練習などのチェックもきちんと指導してくれるので、安心して、自信を持って本番に挑めると思います。そして、内定が決まればいつ入社するか?そのタイミングについてもちゃんと会社と交渉してくれますから安心です。新卒の大学生がだいたい頼るのはリクナビやマイナビくらいですが、ここまでの手厚いサービスが期待できますか?こうしたサポート体制も新卒と既卒では差が生まれ始めているのです、新卒は頼れるのは大学の就職課とかで、結構孤独で就職活動をしがちですが、既卒の人はこうして就職のプロと一緒に二人三脚でいつでも頼りになる人と一緒に就職活動を進めていけるという強みがありますから、そこはやはり心強いですし、既卒で就職活動をすることのメリットになりそうですね。
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