転売はいけない理由はなく、違法でもないし、迷惑は理由にならない

公開日: : 最終更新日:2017/06/04 その他の話題

転売はいけない理由はなく、違法でもないし、迷惑は理由にならない40e8bf33a0ed49df718f8b8d4e3064c0_sアイドルグループのももいろクローバーZがコンサートで販売するチケットの転売対策に以前から乗り出して、その手法について度々報道されています。ももクロのやり方では、顔認証を行い、当日もチケットを持ってきた人に顔認証を行い、事前に認証した顔を一致するか?でコンサート会場への入場を制限する、実質転売を禁止するという対策をしているみたいです。転売を嫌悪する人たちからはある程度支持を受けているものの、これでは当日都合が悪くなった人がどうようもなくなってしまう。元々、転売目的ではなくて、ちゃんとファンとして購入したが、何らかの都合で行けなくなってしまった場合、誰かにチケットを定価で販売するということができなくなり、チケット代金が丸々損してしまう。そういう指摘もあります。というか、そもそも何で転売を禁止する措置なんか打ち出したんですかね?転売は悪いことなんですかね?

 

転売屋がのさばると、金持ちしかライブにいけなくなる?

こういう転売防止策を打ち出しているアーティストはももクロだけじゃない。他にもいろいろな方々がやっていると思います。転売を好意的に受け止めている人は多分あまりいない。でも、転売の何がいけないか?というと、私は説明できません。転売は商売の基本だという人もいますからね。安く仕入れて高く売るのは、どの業者だってやっていることと言われれば、まあそれまででしょう。よく言われるのは、金持ちしかコンサートやライブに行けなくなるという指摘です。転売目的の人も確実にチケットが手に入るわけじゃない。多くの場合、抽選だと思います。そうなると、チケットを手に入れた人のうち、転売目的の人がどれだけいるか?というと、いても数%くらいではないですか?だから、金持ちしかライブに行けなくなるというのは普通に考えてありえないです。そもそも金持ちしかライブに行けないということは起きないものの、似たような例で言えば、都市圏に住んでいる人はライブに行きやすいが、地方に住んでいる人は行きづらいって傾向があります。多くのバンドやアーティストは地方での開催をしてはいるが、東京、大阪などの都市圏と比べると開催頻度は低い。東京や大阪はどんなバンドやアーティストでもほぼ毎回やっているが、それ以外の地方は、特定の地域目線からするとたまにやるという感じで、都市圏に住んでいる人と地方に住んでいる人ですでにライブに行けるか?どうかの格差が生まれているわけです。当然、地方の人が都市圏でのライブに参加できないことはないが、そういった場所に参加しようとすると交通費が多くかかり、それって転売によって価格が高くなったチケットを買うのと変わらない状況なわけです。だから、金額が高くなってしまうのが転売のいけない理由という理屈を主催者側やファンが要求するならば、ライブの開催場所の頻度も平等にすべきでは?例えば、東京と鳥取県の開催頻度を全く同じにするとか。チケットの価格が転売によって高くなると、大人は良いかもしれないけど、子供がライブに行けなくなり、ファンの裾野の問題に影響が出るという指摘をしている人もいるわけですが、それは大人と子供だけではなく、都市と地方の問題でも同様だと思うのです。

 

転売屋は他のファンに迷惑をかけている?

あと、転売屋は他の人に迷惑をかけているという指摘もありますが、それはどうでしょうか?恐らくそういうことを言う真意は、転売屋が割り込むことによって、行けなくなる人が出てくるから。じゃないか?と思うのです。ただ、それっておかしいと思う。それを言うのならば、自分以外の全てのファンがライバルじゃないですか?要はチケットを購入しようとする人が1人増えれば、その1人は自分がチケットに当選する確率を下げているわけですよね。その1人が転売する人か、普通のファンかの違いくらいで、転売屋が参入することで迷惑をかけているというのであれば、自分以外のファン全員も迷惑をかけているに等しいのです。転売目的の人だって、最終的には同じくファンにチケットを売るのですから、最終的にはみんなと同じファンがチケット所有者になるわけで、そのチケットを一時的に転売屋が所有しているに過ぎない。転売屋がいるせいで、チケットが取りづらくなっているというのは、全てのファンにいえることでしょう。だから、そういう指摘はおかしいと思うのです。転売屋はあくまでも代理でチケットを取ってきている人でしかないのですから。そのチケットをいくらで高値で誰かに売りさばいたとしても、それはその転売屋とチケットを買った人の間の問題でしかなく、他のファンには何の影響もないのです。だいたい金は努力でどうないかできる余地があるものの、抽選は運ですから努力でどうにもできない。当然、当選率が平等なんてことはありえないわけで、何回も応募している人の中には、当選率の良いひととそうでない人にも分かれてしまう。運が悪くて落選を繰り返し、一生ライブに行けない人だっているかもしれない。金持ちしか行けないことが不平等ならば、こちらも不平等でしょう。運が悪くて落選を繰り返したが、転売屋のお陰で、お金さえ払えばライブに行けた!なら、これ以上ない喜びでしょう。   結局、確かに転売屋がいなければ、1枚分チケットを手に入れることができた人が増えたのは事実かもしれないが、その転売屋の手にいいれたチケットは最終的にちゃんとファンの元へ届く。しかも、その人は恐らく何らかの理由で、チケットを購入できなかったのでしょう。抽選に漏れたか、応募するのを忘れたか、分からないけど、そういう人にとってはお金を出せるのであれば、是非売って欲しい!と思っている人もいるでしょうね。そういう人からしたら、転売屋の存在は非常に大きい。明らかに誰かの役に立っていると思います。転売屋がいなければ、ファンが1人ライブに行けたのに!という批判は、転売屋が最終的に1人のファンにチケットを販売することで、相殺されてしまいます。転売屋いなければ、ライブに行けた人がいる一方、転売屋がいなければライブに行けなかった人がいるのだから、全体ではプラマイ0です。だから、この点に関して言えば、特に迷惑をかけているとはいえない。困っている人が一方で、助かる人もいる。全体では困っている人の人数は変わりません。また、そもそも誰にも全く迷惑をかけない職業って、どれだけ存在するんですかね?コンサートを開催している時点で、ももクロ、主催者側、そこに駆けつける大勢のファンは近隣住民に多少なりとも迷惑をかけている気がしますけど。迷惑をかけないでできる商売もまずないですし、そもそも迷惑をかけないで生きることって可能なんでしょうか?

 

転売屋を叩くのは、結局は儲けていることが好きではないという思考?

購入したチケットを正規の価格やそれに近い価格で別の人に売る場合には、多分それほど批判はきてないはず。でも、大幅に高いチケットを売りつける場合には批判がくるのは、結局「儲けている人が嫌い」だからでしょう。いわゆる「嫌儲」主義の人が多いんでしょうね。転売屋のような頭を使って、賢い人がそれだけ多くのお金を稼げるとしたら、それは彼らなりの努力であり、ビジネス戦略であり、それが功を奏した結果です。頭の良い人が多く稼げるのは当たり前の話です。そして、冒頭で話したような「金持ちしかライブに行けなくなる」という指摘は、そんなことは現状ではありえないと思うということを根拠と共に話したけど、仮にそういう状況になっても別におかしいとはあまり思えない。金持ちしかライブに行けなくなるというのは、金持ちにしかチケットが行き渡らなくなるという、そういう構造になりかねないってことでしょう。うん、世の中の仕組みがそもそも資本主義社会で、強者は得をし、弱者は損をする社会なのだから、それの何がいけないのか?今の社会構造そのものを批判している人は、この問題を批判してもいい気がするけど、資本主義自体は肯定するのに、これを否定するのは何故?ましてや日本国民の多くは生活保護受給を叩く。弱者を猛烈にバッシングする。もう見飽きた光景ですね。弱者を日頃から痛めつけておいて、こういうときだけ金持ちを優遇するな!弱者のことも考えろ!って都合が良すぎるでしょ。

 

転売を嫌う、禁止する理由はただの感情論にしか思えない

また、ダフ屋行為は法律では禁止されてはいないものの、各都道府県の条例等で禁止されている場合があります。これはしつこく購入を迫ったり、明らかに迷惑行為ととれる場合にのみ、条例違反となるのです。つまり、通常の転売行為、チケットを購入して、オークションサイト等に出品する行為は問題ないでしょう。民法206条では「所有者は、自身の所有物について自由に使用、収益、処分ができる」とされており、転売屋が購入した時点で、チケットの所有権は転売屋が所持している。そのチケットをどうしようか?というのは、他人がどうこう口にできるものではないということです。つまり、チケット販売側が転売屋にチケットを販売し、所有権が移転した以上、そのチケットを転売するな!とか、チケット転売策を講じること自体が辻褄的におかしいのでは?ということです。これが転売はいけない理由に関しては反論として言われている部分の1つにもなります。世論が転売に嫌悪しているというのはあるが、それすでに述べたように、間に入って儲けている人が嫌い、中間マージンをとる人を嫌っている人と同義でしょう。そういう職業っていくらでもあると思うし、そういう人もその間に入っている仕事や会社を利用していると思うんですけどね。だいたい、不当に価格を吊り上げているというのは、転売屋じゃなくて購入者の方だと思うんですけどね。彼らが競い合わなければ価格は高騰しません。高いお金で売ろうとしても、それを買わなくても良いわけですから。それに価格が高騰するのはそのチケットだけであり、たいていの人は正規の値段で購入できているのですから、言うほどの問題にも思えない。いくら価格が高くても、買いたい人だけ買ってほしい。という状況ならば、買った人はその価格で満足できるから買ったはず。不動産業者が契約者から仲介手数料をとるようなものと同じですね。こちらはほとんど批判されない。何ででしょうか?不動産もチケット同様に数が限られています。不当に高いとか言われれば有名ブランドのバッグや高級車なども不当に高い気がしますけどね。ああいうのは良いんですかね?あれは何故良いか?買いたい人だけが買っているからでしょう。転売された品物も買いたい人だけが買えるのだから同じだと思います。

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